香りが良く、レシピのワンポイントとして使いたい「ゆず」。
実は美容や健康にも嬉しい働きがあることをご存知でしょうか。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、40・50代に嬉しいゆずの働きと、意外で効果的な食べ方をご紹介します。
■美肌ビタミンが豊富に摂れる
ゆずには、美肌ビタミンとして知られるビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは、メラニン色素が沈着することで起こるシミを防ぐ作用が期待できます。
さらに、ゆずに含まれているヘスペリジンはコラーゲンの合成をうながし、しわやたるみを防いでハリのある肌に整えてくれます。
■腸活からの美肌サポートも
また、ゆずには、腸内で善玉菌のエサとなってくれるペクチンが含まれているため、腸内環境が整うことから老廃物が体内にとどまらなくなり、健やかな肌作りに役立ちます。
■ゆずの効果的な食べ方3つ
(1)ゆずポン酢
鍋料理を食べる機会が多い今の季節に、ぜひ作り置きしておくとよいでしょう。ごま油やオリーブオイルを加えれば、ドレッシングとしても美味しくいただけます。
材料(作りやすい分量)
ゆず 2個
昆布 10g
かつお節 10g
しょうゆ 200ml
みりん 大さじ1
はちみつ 小さじ1
作り方
(1)ゆずは半分に切って、果汁を絞っておきます。
(2)昆布はキッチンばさみで細かく刻んでおきます。
(3)(1)と(2)と、しょうゆとかつおぶしを混ぜ合わせておきます。
(4)みりんは耐熱容器に入れて、ラップをかけずに30秒電子レンジ(600W)で加熱します。
(5)(3)と(4)とはちみつを混ぜ合わせ、30分ほど置けば完成です。
※保存は冷蔵庫で、3週間を目安に使い切ってください。
(2)ゆず塩
ゆずポン酢を作った際に余った皮も使いましょう。
材料(作りやすい分量)
ゆずの皮 2個分
粗塩 大さじ1
作り方
(1)ゆずの皮は千切りにしておきます。
(2)(1)を清潔な瓶に入れて粗塩を加えて混ぜ、2日ほど置けば完成です。豆腐や納豆の味付けに使ったり、刻んだキャベツやきゅうりにまぶしたりすると、風味が増します。
(3)ゆずのはちみつ漬け
ヨーグルトのトッピングにおすすめです。お湯で溶けば手軽にゆず茶も楽しめます。
材料(作りやすい分量)
ゆず 2個
はちみつ 適量
作り方
(1)ゆずはよく洗って水気をしっかり拭き取ったら半分に切って、へたと種を取り除き、みじん切りにしておきます。
(2)清潔な瓶に(1)を入れ、ゆずが浸かるくらいのはちみつを注ぎます。30分ほど置けば完成です。
※ゆず茶でいただく場合は、はちみつ漬け大さじ1に対して、お湯150mlを注いでください。
日本でなじみ深いゆずの香りは、ほっとするような幸福感を与えてくれます。お疲れ気味の肌も心もゆずの風味で癒し、イキイキとした美しさをキープしてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※ユズ – わかさ生活
※ビタミンC – わかさ生活