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ダイエット中こそ摂ってみて!良質オイル5選

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

 女性の永遠のテーマ「ダイエット」。無理なカロリー制限や偏った食事法のダイエットは、その時は体重が減ったとしても、肝心の体脂肪は減っていないことが…しかも、髪もお肌もボロボロになってしまった…なんて話も良く耳にしますよね。ダイエット中とはいえ、適度な油分は髪やお肌のために必要。そこで今回は、ダイエットをサポートしてくれる「油」をご紹介したいと思います。

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■太る油と太らない油の違いとは

一言で「油」といっても、油は身体に吸収されたあと3つの役割に分かれます。

(1)体脂肪として蓄えられるもの(飽和脂肪酸)
(2)エネルギーとして使われれるもの(オメガ9系)
(3)細胞や組織を作るもの(オメガ3系・オメガ6系)

この3つのうち、(2)のエネルギーとして使われる油を減らしてしまうと、疲れやすさの原因となり、(3)の細胞や組織を作る油を制限すると、ダイエットが終わってみたら髪やお肌がボロボロ…という悲しい結果になってしまうのです。

 

■ダイエットこそ食べてほしい!髪やお肌を守る油

(1)インカインチオイル(オメガ3系)

インカインチオイルは、約50%がオメガ3系のα-リノレン酸。α-リノレン酸は、体内でEPAやDHAに変化し、血液中の中性脂肪を下げ血流を改善する効果が。また、インカインチオイルのビタミンEの含有量は食用油のなかでもトップクラス。ビタミンEの抗酸化作用はアンチエイジングにも◎。

 

(2)ウォールナッツオイル(オメガ6系)

ウォールナッツオイルには、血流改善効果のあるビタミンEやα-リノレン酸だけでなく、カリウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれています。ミネラルは、身体の水分バランスを保ち、むくみの解消に役立ちます。むくみを放置しておくと、本来排出されるべき老廃物や脂肪が細胞に取り込まれ、余分なプニ肉の原因にも。むくみは慢性化させないように気をつけたいですね!

 

(3)オリーブオイル(オメガ9系)

オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸は小腸で吸収されにくく、腸を刺激してぜん動運動を促します。また、大腸まで届くことで、腸内を滑らかに保ち排出をスムーズにする効果も。便秘が気になる方におススメ。

 

(4)ヘンプシード(麻の実)オイル(オメガ6系)

ヘンプシードオイルは、α-リノレン酸が多いのも魅力ですが、自然の植物には珍しくγ-リノレン酸を含みます。γ-リノレン酸はアレルギー症状を抑えて皮膚の炎症を抑える効果、PMSの緩和効果があると言われていますから、ダイエット中のお肌サポートにも。

 

(5)亜麻仁油(オメガ3系)

亜麻仁油の注目すべき点は、フィトエストロゲン「リグナン」を豊富に含むところ。フィトエストロゲンは、体内でエストロゲンと同じ様な働きをして、ハッピーな気持ちや皮脂バランスの良いお肌作りをサポート。PMSによる過食や、ダイエット中のイライラ予防におススメ。

 

■良質オイルの選び方

オイルを選ぶ時は、コールドプレス(低温圧搾)、無濾過、現地ボトリングのオイルを選びましょう。現地ボトリングされたオイルは酸化が最小限に抑えられ、ゴールドプレス(40度以上の熱をかけない方法)で作られたオイルは、熱によるオイルの劣化がなくオイル本来の鮮度を保っています。

油はダイエットの敵、というのは昔の話。良質オイルは、もはやビューティーフード。毎日の食事に良質オイルをプラスして、美肌も美ボディもゲットしたいですね!
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)

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【参考】
※「Dr.クロワッサン 「油」で健康になる!」マガジンハウス

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