「眠りたいのに眠れない」。そんな時は、やさしく身体を伸ばしてみてください。特に、日常で使いにくい「内もも」、固くなりがちな「股関節」をほぐしましょう。
今回は、快適な睡眠へ導く下半身のストレッチをご紹介いたします。足がだるい、冷えて眠れないというときにもおすすめです。
■寝る前の1分間ストレッチで毎日快眠
下半身の筋肉をやさしくほぐすと、血管の緊張が和らぎ、副交感神経が優位になることで、入眠しやすい状態になります。
筋トレを行うと交感神経が優位になり、ますます眠れなくなりますので、筋肉をやさしくほぐすイメージで行いましょう。
ストレッチのやり方
(1)うつ伏せに寝ます。
(2)膝を伸ばし、片足を横に伸ばします。
(3)伸ばした足のつま先を手でつかみます。この時、腰が浮かないように、骨盤を床に着けます。
(4)呼吸を止めずに、30秒キープしましょう。呼吸のスピードを早めるなどの負荷をかけてはいけません。反対側も同様に行います。
(5)最後にあおむけになり、ゆっくりと呼吸をしましょう。
■上質な睡眠のためには
就寝時に副交感神経を優位にするために、以下のことを心がけましょう。
・規則正しい生活習慣
・適度な運動
・お風呂でぬるめの湯船につかる
・寝る前のパソコンやスマホはひかえる
また、寝具や照明などの睡眠環境を整える事も大切です。
考え込むことも睡眠を妨げることにつながります。上質な睡眠のために「あれもこれもしなくちゃいけない」と考えすぎると、それがストレスになり、眠れなくなる場合があります。
ご紹介したストレッチで身体をほぐして緩めて、「気が付いたら寝ていた!」というくらいリラックスして、心地よく眠りに入りましょう。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂 靖子)
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