美脚の条件は、両足をそろえて立ち正面から見た時「うちくるぶし・ふくらはぎ・ひざ・もも」の4点が付くことです。そのためには、足の内側の筋肉が鍛えられている必要があります。
この4点がつかない場合、それぞれのパーツ別に働きかけるトレーニングを行いますが、その前に必要なのが、足の裏側の筋肉をストレッチでほぐすことです。
今回は、日本ウォーキングセラピスト協会代表理事の筆者が、足の後ろ側をほぐして整え、まっすぐなラインをつくるストレッチをご紹介します。足首・ふくらはぎ・ハムストリングスヒップまでの筋肉をほぐすことができます。
■足の裏側の柔軟性を高める美脚ストレッチ
足の裏側の筋肉が柔軟性に欠けていると、ひざが伸びず、まっすぐな美脚ラインになりません。
足の裏側を含むひざ周辺の筋肉は、日常の悪い姿勢や歩き方などから腰が落ち、柔軟性に欠けやすいパーツです。そのため、足がまっすぐになりにくいのです。
(1)足の後ろから腰にかけてのストレッチ
(1)両手を伸ばし、背筋を正して床に座ります。
(2)息を吸って吐きながら、ひざを曲げないように上体を前に倒します。なるべく、両手を足裏につけ、身体の重みで頭を足につけるようにして10秒キープしましょう。
(3)この動作を、5回繰り返します。
足の裏側から腰までのラインの柔軟性を高めると、後ろから見た足のラインが美しくなります。
(2)足の裏側のストレッチ
(1)片方の足裏に手を添えて背筋を伸ばし、フロアに座ります。
(2)(1)の状態から足を上に伸ばし、10秒キープします。この時、背筋を曲げないように気を付けましょう。むずかしい場合は、添える手をひざや足首に変えてもOKです。
(3)反対側の足も同様に行いましょう。
ご紹介した足のストレッチを行った後に、気になるパーツのトレーニングを組み合わせれば、美脚が実現可能です。まっすぐな美脚ライン、見せたくなる足を目指しましょう。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子
10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組MC等活動は多岐に及ぶ。)
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