夏に老けてしまう原因のトップに挙げられるのは、「紫外線」によるダメージです。
UVカット効果のある化粧品で紫外線対策を万全にし、帰宅したらすぐに十分な保湿をはじめとしたスキンケアを行うのは鉄則ですね。加えて、身体の中からのサンケアも忘れずに行うと良いでしょう。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、紫外線を浴びた日にぜひ飲んでおきたい「アフターサンケアドリンクのレシピ」をご紹介します。
■「夏老け」防止のために睡眠と栄養も十分に!
気をつけていたのにうっかり日焼けをしてしまったら、スキンケアのほかに徹底したいのが睡眠と栄養を十分にとることです。
睡眠不足は、免疫力の低下や自律神経が乱れる原因となり、肌へ悪影響が及ぶ恐れがあります。
そして、肌の生まれ変わりを助けるために、食事もおろそかにしないことが大切です。紫外線が気になる季節こそ、とっておきたい栄養素があります。
■日焼け後の肌が必要としているのは「ビタミンACE(エース)」
眩しい日差しを浴びてしまった肌には、皮膚を健康に保つ働きを持つ「ビタミン」をきちんと補給してください。「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」の3つを同時にとることをおすすめします。
ビタミンC
細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。
ビタミンE
抗酸化作用をより高める働きがあります。
ビタミンA
ビタミンCとビタミンEの働きを長持ちさせる効果があります。
それぞれが助け合って相乗効果を生み出す「ビタミンACE(エース)」を組み合わせてとることが、日焼けの後の肌を守るおすすめの方法です。
■夏の食欲不振には、アフターサンケアドリンクで栄養補給
しっかり栄養をとりたくても、暑くなってくるとつい冷たい麺類ですませることが多いと思います。そんな食欲不振の時でも、口当たりのいいさわやかなドリンクなら、無理なくのどを通ります。
「ビタミンACE」を含む美味しいドリンクを夏の定番にしましょう。
■「アフターサンケアドリンク」のレシピ3選
(1)にんじんとキウイフルーツとアーモンドのスムージー
にんじんで「ビタミンA」、キウイフルーツで「ビタミンC」、アーモンドで「ビタミンE」をとることができます。
材料(1人分)
・にんじん 1本
・キウイフルーツ 2個
・アーモンド 3~5粒
・水 180ml
作り方
(1)にんじんは皮をむかず、キウイフルーツは皮をむき、ひと口大に切ります。アーモンドは包丁で粗く刻んでおきます。
(2)ミキサーに(1)と水を入れて撹拌すれば完成です。
(2)かぼちゃとほうれん草とアーモンドミルクの冷製ポタージュ
かぼちゃで「ビタミンA」、ほうれん草で「ビタミンC」、アーモンドミルクで「ビタミンE」をとることができます。
材料(2人分)
・かぼちゃ 1/4個
・ほうれん草 20g
・アーモンドミルク 300ml
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)かぼちゃは皮をむかずに粗く切ってラップに包み、600Wの電子レンジに3~4分かけます。
(2)ほうれん草は茹でこぼし、粗く刻んでおきます。
(3)ミキサーに(1)と(2)、アーモンドミルクを入れて撹拌し、塩、こしょうで味を調えます。
(4)器に移し、冷蔵庫で十分に冷やして完成です。
(3)青シソとパイナップルとアボカドのスムージー
青シソで「ビタミンA」、パイナップルで「ビタミンC」、アボカドで「ビタミンE」をとることができます。
材料(1人分)
・青シソ 2~3枚
・パイナップル 100g
・アボカド 1個
・はちみつ 大さじ1/2
・豆乳または牛乳 150ml
作り方
(1)青シソは粗く刻み、パイナップル、アボカドは皮をむいてひと口大に切っておきます。
(2)ミキサーに(1)と豆乳または牛乳と、はちみつを入れて撹拌して完成です。
夏は楽しいイベントもたくさんあり、心弾む季節です。「太陽の光を心地よく浴びる」「美肌をキープする」この2つを両立させながら、夏の素敵な思い出をつくりたいものですね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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