女性の若見えポイントとは、ズバリ「頬の高さ」。加齢により顔がたるむと頬の位置が下がり、口元のほうれい線が目立つようになります。たるみを解消し頬の高さを上げて、見た目年齢-5歳を目指しましょう。
■たるみ解消のために取り入れたい3つの習慣
(1)朝のリンパマッサージを習慣に
朝起きて鏡で自分の顔をチェックした時、「あれ?たれてる!」と思った経験ありませんか?
実は、私たちは眠っている間に体内に老廃物が溜まります。顔ももちろん例外ではありません。そして、老廃物の重みで顔が垂れ下がるという状況が生まれるのです。この朝のたるみ、放っておくのはとっても危険! 直ちにリセットすることが大切です。そこで、毎朝マッサージを習慣にするのがお勧めです。
やり方としては、
おでこからこめかみ→目元からこめかみ→こめかみから耳の裏側のリンパへ→小鼻の脇から頬を通り耳の裏のリンパへ
という手順で老廃物をリンパへ流していきます。この時注意しなければならないのは、皮膚を引っ張るのではなく、皮膚の奥にある老廃物を移動させるイメージで行うこと。毎朝リンパマッサージを習慣にすることでリフトアップ効果だけでなく、小顔効果も期待することができます。
(2)肌のターンオーバーを整えるコスメを導入
ビタミンC誘導体やレチノールは、加齢によって乱れた肌のターンオーバーを整えてくれます。これらの成分が配合されたコスメの導入もおすすめです。ただし、レチノールはやや刺激の強い成分のため、肌の弱い方は注意が必要です。
(3)体内からのケア
肌のハリ・弾力をアップさせるためには体内からのケアも大切。シリカなど、肌のハリ・弾力を支えるコラーゲンに働きかける成分を摂取すると、体の内側からたるみ解消できるかもしれません。
いかがでしたか? たるみを解消し頬の高さが上がったら、今まで似合わないと敬遠していたフレッシュなカラーも似合うようになる可能性が大! ぜひ-5歳肌を手に入れて、鮮やかなメイクを楽しんでくださいね。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)
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【参考】
※吉木伸子他監修(2010)「正しいスキンケア事典」(高橋書店)
※田中宥久子著(2006)「田中宥久子の造顔マッサージ~10年前の顔になる」(講談社)