いつまでも歳を感じさせない美しい女性に共通していること、それは手入れの行き届いた「くびれ」。若い時は少々ぽっちゃりなお腹まわりも可愛らしいですが、洗練された大人の女性に必要なのは、「くびれ」。
今回は、お腹痩せに効果大の「三角のポーズ」をご紹介します。
■おばさん体型と美魔女体型の差「くびれ」
以前の記事でも簡単にご紹介しましたが、一般的に女性の身体は3回ほど体型が変化する時期があると言われています。
・1回目:16-18歳 女性らしい身体つきになり、皮下脂肪が増える時期
・2回目:24-26歳 皮下脂肪が落ち、くびれができ、女性らしい身体つきになる時期。
・3回目:37-39歳 基礎代謝の低下や女性ホルモンの減少から、お腹まわりにお肉がつく時期
女性ならでは!「くびれ」の魅力とは
つまり、男性のDNAに組み込まれたプログラムが、自分の子孫を繁殖させたくなる女性の視覚的サインが「くびれ」とも考えられるのです。子供や妊婦さんに「くびれ」はありませんよね。このように「くびれ」はセックスアピールを象徴させる部位である一方、おばさん化を露見させる部位でもあります。
自分の体型に無関心な女性は、同性から見ても魅力的には映りませんよね。そこで、ボディキープの目安を「くびれ」という分かりやすい目標設定にしてみてはいかがでしょうか。
■くびれを作る「トリコーナーサーナ(三角のポーズ)」
「トリコーナーサーナ(三角のポーズ)」はヨガポーズの定番と言え、心身ともに健康にしてくれます。全身を使うので、全身の筋力アップ効果も期待できます。最初は脚裏の硬さを感じるかもしれませんが、徐々に身体が伸びる感覚を楽しみながらトライしてみて。
効果や注意点
・効果:ストレス、背中の痛み軽減、肩、胸、背骨のストレッチ、腹部組織の活性化、消化機能改善、お腹引き締、両足の筋肉を均等に整え、脚とお尻の筋肉を和らげる
・注意点:妊娠中、頭痛、下痢、低・高血圧の人は、無理のない範囲で動作しましょう。
トリコーナーサーナ(三角のポーズ)
(1)左のつま先は正面に、右のつま先は90度横に開き、両手は肩の高さで伸ばします。この時、手首の真下に足首がくるようにし、足の開き具合を調整しましょう。
(2)息を吸いながら、上体をまっすぐ右に倒します。両膝が伸びる位置に右手を添え、お尻が後ろに出っ張らないように注意しましょう。
(3)ポーズに慣れたら、右手の位置をすねや床につけます。顎を軽く引いて首の後ろを伸ばし、目線は伸ばした左手に向けましょう。そのまま5呼吸キープ。反対側も同様に動作しましょう。
深い呼吸と共に体側を伸ばし、ポーズを徐々に深めながら、筋力と共に美しいウエストラインを作り上げて下さいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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