やり方を覚えたら、三つ編みより簡単なのが、魚の骨にも似た「フィッシュボーン」です。
ヘアメイクや美容師のプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、3ステップでできるヘアアレンジをご紹介します。今回は、簡単にできるフィッシュボーンのやり方なので、ぜひ参考にしてください。
■フィッシュボーンとは?
三つ編みと違って、フィッシュボーンは二つの毛束に分けます。そのあと、左右の毛束の端から同じ毛量だけすくいとり、もう片方の毛束に渡します。これを交互に繰り返すだけです。
渡す毛束を少なめにすればするほど、フィッシュボーンの模様がはっきりしますよ。
■3stepでできるヘアアレンジ術〜フィッシュボーン編〜
準備するもの
・細めのゴム4つ(100均で売っているものでかまいません)
・アメピン2〜3本
やり方
(1)ハチ周りをハーフアップにして、くるりんぱを作ります。くるりんぱの毛先と下ろしている毛を一つ結びにし、毛先をフィッシュボーンに編んでいきます。
ここで一つ応用ですが、くるりんぱしたところの毛束を部分的に引き出すと、表面の髪の毛に立体感が出てこなれた雰囲気に見えます。一つ結びにした後にフィッシュボーンを編むことで、最後にピンで留めやすくなりますし、アレンジの崩れにくさにもつながります。
(2)フィッシュボーンをほぐします。フィッシュボーンを細かく編んでいるかどうかで、ほぐした後の見え方も変わってきます。
よりボリュームアップさせたい時は、フィッシュボーンを編む時に細かく編むことがポイントです。両端から交互に渡す毛量を少なくすればするほど細かく編めますよ。
(3)フィッシュボーンをお団子状に丸めたら、ピンで留めていきます。この時、お団子が崩れないように、ピンは2〜3本使いましょう。
フィッシュボーンでのアレンジ術をご紹介しました。
ポイントは、「アップにした時、ボリュームをどこに出したいかで、一つ結びの位置が変わる」ということです。例えば、後ろでまとめ髪にしたい時は、後ろで一つ結びをします。耳のあたりに二つお団子があるように見せたい時は、二つ結びをしてからフィッシュボーンでアレンジします。こうすると、やり方は同じでも違うスタイルになります。
編み方さえ分かればいろいろなスタイルができるので、ぜひ参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュインストラクター/ライター/美容師 mayu3)
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