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食べてもOK!美肌・ヘア・頭皮ケアに「椿オイル」活用術5つ


余慶 尚美

髪にいいオイルといえば、昔から「ツバキ」を連想する方が多いのでは? 最近では「資生堂」のヘアケア製品「TSUBAKI」が身近ですが、実はツバキ油は髪だけでなく、お肌にもオススメのオイル! 「食べる」ことによって身体の中から健康に大いに貢献すると言われています。

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■椿油は美肌づくりにも◎!

主成分である「オレイン酸」は、お肌の潤いのもとである皮脂成分の約40%を占めており、たいへんお肌に馴染みやすく、浸透率も高いため、ケアにも適していると言えます。 オレイン酸はつけ心地もサラサラで、空気にさらしていても酸化せず固まりにくい性質。オレイン酸をたっぷりと含んだツバキ油をお肌につけることで、お肌の水分蒸発を防ぎ、保湿性を持続させてくれます。これからの季節は降り注ぐ紫外線からのバリア効果を発揮し、シミ、ソバカスや髪のダメージを防いでくれるのです。

 

■こんなに使える!椿油の活用術5つ

お肌の保湿

肌に潤いを与えてなめらかにし、皮膚の乾燥・老化を防ぎます。また、ブースターオイルとして洗顔後にまずはツバキ油をつけ、その後に化粧水をつけることでより化粧水の浸透率も高くなります。

 

クレンジング

毛穴に詰まった皮脂・角栓や老廃物をなくし、お肌を清潔に保ちます。

 

頭皮ケア

髪に潤いを与えるほか、毛母細胞を活性化させ抜け毛や白髪を防ぎます。少量のツバキ油をシャンプー前の頭皮にまんべんなくつけてオイルマッサージし、約10〜15分ほど置いた後普段通りシャンプーをすると、頭皮(地肌)はサッパリ、かゆみもなくなり、髪はしっとりします。

 

ヘアケア

紫外線やドライヤーの熱から髪を守ってくれるため、髪を乾かす前に馴染ませておくとよいでしょう。

 

食品として

当時で比較すると長寿で有名な徳川家康も、「ツバキ油」で天ぷらを揚げて食していたと言われています。「和製オリーブオイル」と言われるほどその特徴は似ていますが、悪玉菌を減らしてくれるオレイン酸の含有率に着目すると、オリーブオイル中の割合である約71〜77%に対し、ツバキ油は約85〜90%と高いのです。 ナッツのような独特の香りと甘みもあるフレッシュなツバキ油なら、ドレッシングとしても活用できます。

 

■「椿油」の選び方

保管方法と、ツバキの種子の恵みをできるだけそのまま抽出できているものを選びましょう。筆者が愛用している椿油は、種子に熱を加えず、圧力をかけてオイルを搾り取る「低温圧搾法(コールドプレス法)」。

低温圧搾法の特徴

ゆっくり時間をかけて圧力を加え、最高でも60度を超えないよう管理されています。搾りと採油に手間暇がかかるため効率が悪く、搾り粕にもオイルが残ってしまうというデメリットもありますが、種子の栄養素を壊さず搾れ、美容と健康にたいへん効果的だと言われています。

 

保存方法もチェック

せっかく手間をかけて搾油したオイルも、保存方法によっては酸化が進んでしまいます。きちんと、遮光瓶につめられ、直射日光や温かいところを避けて保管しましょう。食用ツバキ油は通販などで購入できます。オールマイティな「ツバキ油」を、是非試してみてくださいね。
(美巡セラピスト&漢方美容家 余慶尚美)

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洗顔にも◎!しわ・シミや白髪まで!?万能すぎる「馬油」の使い方5つ

【参考】
オレイン酸 成分情報 – わかさの秘密
椿油の効果 – 黒ばら本舗
鹿児島からピュアな椿油をお届けします! – たっちゃん農園

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