「年齢とともに、頬のこけが気になる」という方は多いのではないでしょうか。
コスメコンシェルジュインストラクターやヘアメイクのプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、こけた頬を改善するメイク法をご紹介します。
■知らずにやっている頬のこけを目立たせるNGメイク
(1)シェーディングを入れる
小顔効果があるシェーディングも、頬がこけている方が入れると、頬のこけを強調してしまいます。
(2)血色をよくするために、濃いめのチークを入れる
チークはもともと血色を出す効果があります。しかし、濃く入れすぎると頬の高い部分がふくらんで見えて、こけている頬骨を強調することになります。
(3)斜めにチークを入れる
基本のチークの入れ方は、頬の高いところから耳上に向かうように少し斜めに入れますが、頬骨のくぼみが気になる方がその入れ方をすると、逆効果になるので注意しましょう。
■頬のこけを改善するメイク法
(1)頬骨の部分にハイライトを入れる
影ができやすい頬骨の部分にハイライトを入れると、目の錯覚もあり、頬がふっくらしているように見えます。
チークを入れる前に、ブラシでハイライトを入れましょう。
(2)淡い色のチークを使う
濃いめのチークは、シェーディング同様に立体感を強調してしまいますので、頬のこけが気になる方は、淡い色のチークにするのがいいでしょう。
(3)チークを横方向に入れる
チークは血色感を出す以外に、立体感を強調することにも役立ちます。そのため、チークを入れる時は頬骨の高いところから始まり、そこから耳の中心に向かうようにほぼ真横にチークを入れると頬のこけを改善しやすくなります。
■メイク以外の改善策はないの?
頬がこけるのは骨格が原因の場合もあります。
特に、たて長の顔立ちでほっそりしている方だと、年齢とともに皮膚のハリや弾力がなくなってきて、骨の部分が目立ちやすくなります。
即効性のある改善はむずかしいですが、今よりも頬のこけを深刻にしないようにコラーゲンやヒアルロン酸などのスキンケアやサプリを使いつつ、並行して、目立たないようにするメイク術が必要になります。
アラフォー女性で頰のこけが気になる方は、20代の頃と違ってシェーディングよりも、ハイライトや膨張色を使うことがポイントになりますので、メイクをする時に参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
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