ボジョレー・ヌーボーの解禁も近くなってきましたね。意外かもしれませんが、ボジョレー・ヌーボーは野菜や果物とも好相性です。
ベジ活アドバイザーの筆者が、ボジョレー・ヌーボーをひきたてる野菜と果物の組み合わせを3つご紹介します。
お酒を飲むと食べすぎてしまうという人も多いですが、抗酸化作用が高くヘルシーな野菜を上手に使って、罪悪感なくお酒を楽しみましょう。
■ボジョレー・ヌーボーをひきたてる野菜と果物の組み合わせ3選
(1)クレソン×シャインマスカット
独特のほろ苦さが特徴のクレソンは、ワインとの相性がよい野菜の1つです。洗ってすぐに食べることができる簡便性もいいですよね。
そのままドレッシングをかけていただくのもいいのですが、プラスワンとしておすすめしたいのが「シャインマスカット」です。種がなく皮ごと食べることができるので、1粒を4等分にスライスしてサラダに加えてみてください。ほろ苦いクレソンにブドウの香りと甘みが加わり、ワインをさらに楽しむことができますよ。
免疫力強化や乾燥肌の予防にも役立つ
「βーカロテン」が豊富なクレソンは抗酸化作用が高いので、免疫力強化や乾燥肌の予防にもおすすめの野菜です。野菜を最初に食べる「ベジファースト」は血糖値の上昇を穏やかにするため、太りにくい身体作りに役立ちます。
お酒を飲むと食べ過ぎちゃうという人は試してみてください。
(2)アボカド
濃厚な味わいが特徴のアボカドも、ワインと好相性な野菜の1つです。スライスしてサラダの具材としていただいてもいいですし、フォークの背などでつぶしてバケットなどにのせて食べるのもいいですね。
抗酸化作用が高いことで知られる「アスタキサンチン」が豊富なサーモンと一緒に食べても美味しいですよ。
アンチエイジング効果も期待
アボカドは、若返りのビタミンとの別名がある「ビタミンE」が豊富に含まれている野菜です。アンチエイジングにも効果が期待できるでしょう。むくみ予防に役立つ「カリウム」を含んでいるので、お酒を飲むとむくみやすいという人は試してみてはいかがでしょうか。
栄養価が高いですが、脂質もあるので2分の1個を目安に食べるといいですね。
(3)洋ナシ
シャキシャキとした甘酸っぱさが特徴の和梨と比べると、洋ナシは独特の甘い香りとねっとりとしたコクがありワインとよく合います。
糖質もありますが「食物繊維」がたっぷり含まれているので、ケーキを食べるよりはヘルシーです。そのまま食べてもいいですが、サラダに加えたりチーズやドライフルーツなどと一緒にカナッペにしても美味しいですよ。
いかがでしたか? ヘルシーな野菜や果物と旬のボジョレー・ヌーボーとのマリアージュを楽しんでくださいね。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)
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【参考】
※β(ベータ)カロテン – わかさ生活
※クレソン – カロリーSlism
※がまんしない、つらくない! 「ベジファースト」で太りにくい身体づくり – 大正製薬
※アボカド – わかさ生活
※洋梨 – カロリーSlism