仕事や家事を終えてくつろぐ夜の時間帯は、もっともホッとする時ですね。そんな夜の時間は、その日の疲れを癒して明日の美と元気をチャージする時ですから、質の良い睡眠がとれるように身体を整えたいものです。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、やってはいけない夜のNG習慣についてご提案します。
■やってはいけない夜のNG習慣7つ
(1)寝る直前の入浴には注意
入浴は心と身体をリラックスさせる夜に欠かせない習慣ですが、熱めのお風呂が好きな方はご用心ください。40度を超えるお湯につかると交感神経の働きが活発になるため、心身が緊張、興奮してしまうことがあります。
寝る前に入浴するなら、40度未満のぬるめのお湯に、「ラベンダー」や「イランイラン」「ジャスミン」などのバスオイルを溶かして入ることがおすすめです。
安眠に導くバスオイルのレシピ
エッセンシャルオイルを直接お湯に落とすと分離するために濃度が高くなり、肌に負担がかかりやすいです。キャリアオイルで希釈してから使いましょう。
材料
・ホホバオイル 小さじ2
・ラベンダー 2滴
・ジャスミン 2滴
・イランイラン 1滴
作り方
容器にホホバオイルを入れ、ラベンダー、ジャスミン、イランイランを加えてよく攪拌します。これを静かに湯船に加え、よくかき混ぜて入浴します。
(2)満腹の状態で睡眠に入る
夕食をとった後、すぐにベッドに入ることはNGです。満腹の状態で睡眠に入ると、胃腸が消化活動のために活発に動きつづけるため、身体が安眠モードに入れず質の良い睡眠につながりにくくなります。
少なくとも就寝の2時間前には食事を終えておきましょう。また、夕食の時間が遅くなってしまって就寝前にどうしても何か食べたいという時は、消化に負担のかかりにくい油分や塩分の少ないもので空腹感をやわらげましょう。
安眠に導く粥のレシピ
牛乳には、安眠効果が期待できる「トリプトファン」が含まれています。ホットミルクではもの足りないという時に、おすすめのレシピです。
材料(1人分)
・炊いたご飯 茶碗1/2
・玉ねぎ 1/4個
・卵 1個
・コンソメキューブ 1個
・水 200ml
・牛乳 200ml
・粉チーズ、塩、こしょう 適宜
作り方
(1)玉ねぎをみじん切りにしておきます。
(2)炊いたご飯は水洗いしておきます。
(3)鍋に水とコンソメキューブを入れて温め、(1)を加えて中火で煮ます。
(4)(3)に(2)と牛乳を加え、ご飯がやわらかくなってきたら溶きほぐした卵を加えてさっと混ぜてフタをし、火を止めます。
(5)(4)に粉チーズ、塩、こしょうを加え、味を調えれば完成です。
(3)就寝前に激しい運動をする
退社後にスポーツジムへ行く方も多いと思いますが、激しい運動をした後は、3時間ほどクールダウンの時間をとってから就寝しましょう。
激しい運動は体温を上げて交感神経を刺激するため、入眠を妨げてしまいます。眠る前に運動をするなら、軽いストレッチで身体をほぐす程度にとどめておきましょう。
(4)刺激的な音楽や映画、本などの鑑賞
眠る前にビートのきいた激しいロックや、刺激的な映画や本などを鑑賞することはさけましょう。興奮状態に入ると沈静化するまでに時間がかかり、スムーズな入眠の妨げになります。
音楽を聴くならヒーリングミュージックや静かな環境音楽がおすすめです。
(5)部屋の換気をしない
夜は冷え込むため換気を怠ってしまいがちですが、換気せずに就寝することはなるべくさけてください。部屋の酸素不足気味になると、熟睡しにくくなります。
眠る前には5分間の換気を習慣にしましょう。
(6)眠る前に、その日の自分の行動を責める
眠る前に1日の自分の行動や言動を振り返る方も多いと思いますが、ここで過剰に反省モードに入ってしまうことはNGです。
過剰に反省してしまうと心身にストレスを与えることとなり、安眠が得られにくくなります。眠る前は何も考えず、頭を空っぽにするようにつとめましょう。それがむずかしければ、楽しいことを考えるようにしてください。
(7)寝る直前までスマホを触る
眠気がやってくるまでスマホを見てしまう方も多いようですが、これは安眠にとってよろしくない行為です。画面から発せられる光によって脳が覚醒してしまい、質の良い睡眠の妨げになることがあります。
就寝前は、スマートフォンを機内モードにしておきましょう。電話やメールの通知も入りませんので、急に目覚めてしまうこともなくなります。
夜の過ごし方次第で、明日の美が決まります。リラックスを何より大事にして、心と身体に無理をさせないように過ごしたいものです。その日の疲れはその日のうちにとり去って、健やかな毎日をお過ごしください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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