「スキンケアは一生懸命がんばっているけれど、リップケアは怠ってしまう」という人は少なくないと思います。唇がガサガサだと顔色が悪く見えてしまうだけではなく、老け見えにもつながってしまいます。
美容、健康、ファッションで、皆さまのライフスタイルにいま以上の笑顔を増やす方法をご提案するクポノライフデザイナーの筆者が、正しいリップケアのやり方をご紹介します。
■正しいリップケアのやり方
リップクリームは使い分けが重要
リップクリームは、大きく分けて3つのタイプがあるのをご存知でしたか? 自身の唇の状態によって、これらのタイプを使い分けることが大切です。
(1)乾燥している唇には、「リップクリーム」
(2)皮剥けしている状態の唇には、「グロスタイプの液体リップクリーム」
(3)唇が乾燥で切れてしまっている場合には、「薬用のジャータイプor病院で塗り薬を処方してもらう」
リップを塗る時は「たて塗り」
唇には、前後、たて横、左右とさまざまな方向に動くよう、人間の機能としてもともとたてジワが入っています。このたてジワがなければ唇は自由に動きませんし、唇が切れてしまうこともあります。
そのため、きちんとリップケアをするならば、このたてジワの間に埋め込むように「たてにリップを塗る」ことがポイントです。
リップクリームを横にすべらせるだけでは、たてジワの深い部分にリップクリームがしっかりといきわたらないというワケです。
ベッドに入る直前にもリップクリームを
目元のスキンケアと同じように、寝ている間に肌や唇も乾燥してしまいます。
なので、ベッドに入る直前にもリップクリーム塗って保湿をしてから、就寝するようにしてみてください。これをするだけでも、朝起きた時の唇の状態に変化を感じることができると思います。
枕元にスティックタイプのリップクリームを置いておくと、横になりながら手を汚さずに塗って寝ることができます。「寝る前にリップクリームを塗るのを忘れてしまいそうだ」という方は、ぜひこの方法を試してみてください。
唇の色がくすんでいたりカサカサしていては、どんなに美人でも残念な印象を与えてしまうかもしれません。だからこそ、スキンケアだけではなく唇のリップケアも怠らずにしっかりとケアをしましょう。
(Kupono Beauty代表。クポノライフデザイナー 星有子
10年以上アパレル勤務後、2014年に独立。在勤中にスクールに通い基礎医学やホリスティック医学を学ぶ。美容&ファッションライターや化粧品&サプリメントの商品開発&経営のコンサルタント業を行う。保有資格:日本メディカルハーブ協会認定 ハーバルセラピスト/日本メディカルハーブ協会認定 メディカルハーブコーディネーター/日本メディカルハーブ協会認定 ホリスティックハーバルプラクティショナー修了/公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマテラピーアドバイザー/公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマハンドセラピスト/公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマブレンドデザイナー)
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