12月になりましたが、全くといっていいほど季節感を感じられないのは筆者だけでしょうか。とはいえ、忘年会や新年会などのスケジュールが着々と埋まってきているので、太りやすい季節であることは間違いなさそうです。
YOGAエクササイズディレクターが、クビレをキープする簡単なポーズをご紹介します。
■「パルソ・チャンドラーサナ(三日月のポーズ)」でクビレをキープ
このポーズは脇腹を深く伸ばし、むくみや強張りを解消します。座り姿勢が長いと猫背姿勢になりやすく、内臓も縮まって機能が低下しがちです。
なので、脇腹と背骨を伸ばし内臓の動きを活性化させ、全身の血液循環を促します。また、身体を真横に倒す動きは脊椎を柔軟にし、腕を伸ばすことで腕や肩の動きを良くします。
体幹も鍛えられる
身体を真横に倒すために体幹(腹筋、背筋)をフル稼働させないと、上体が傾き伸ばしたいターゲットに効かず、腰ばかり伸ばして痛めてしまうこともあります。
最初はあまり傾かないと思っても、実践していくうちに体幹(胴体部分)が鍛えられます。
また、多忙な年末年始は、足の裏を大地と密着させ(グランディング)大地のエネルギーを体内にとり込むことで、心身の安定感と充実感を得られるはずです。
期待できる効果
・ウエストの引締め
・肩こり改善
・姿勢の調整
・肝臓、腎臓の活性化により全身の疲れ、倦怠感を解消
・集中力アップなど
注意する点
腰が痛い人は無理のない範囲で実践してください。肩の痛い人は両手を腰にそえて実践してもOKです。
実践回数&期間
座り姿勢が長かった日やむくみを感じた時にいつでも実践してみてください。
「パルソ・チャンドラーサナ」のやり方
(1)くるぶし→大転子→肩→耳たぶを一直線にそろえ、お腹を腰に引き寄せた姿勢=「タダーサナ(山のポーズ)」になります。
両手を胸の前で合わせ、合掌した手を天井方向に伸ばします。この時、脇腹を引き伸ばすイメージで肩や首の力をゆるめましょう。
(2)吐く息とともに上体を右方向に倒します。左足で床を深くふみ、左体側をさらに深く伸ばします。左腕が顔の前に被らないように注意しましょう。
息を吐く度に左かかとから左指先が遠くはなれるイメージで10呼吸キープしてください。※月=陰=左側から伸ばします。
(3)吸う息で正面に戻り、反対側も同様に動作しましょう。
脇腹の伸びを感じられたでしょうか。深く倒すよりも「腰骨から肋骨の間が伸びている」という感覚を大事にしてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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