最近の発酵食品ブームで、美意識の高い女性に見直されているお味噌汁。とくに朝に飲む1杯のお味噌汁は、身体を温め代謝のスイッチを入れてくれるありがたいものです。
出汁からとって作りたいところですが、朝は時間がなくて無理という方もいると思います。とはいえ化学調味料が入った市販のインスタント味噌汁を飲み続けるのは避けたいですよね。
ホリスティックビューティインストラクターの筆者が、簡単にできて美容に嬉しい自家製インスタント味噌汁のレシピを紹介します。
■味噌がキレイをサポートしてくれる!?
腸内環境を整え、ダイエットに
味噌に含まれるレシチンが中性脂肪の燃焼を促し、抗酸化成分のサポニンが脂肪の吸収を抑え、腸内環境を整えて老廃物の排泄を促す働きがあるので、ダイエットに効果的と言えます。
また味噌には、大豆に含まれるオリゴ糖や食物繊維、また植物性乳酸菌も豊富なので、腸内環境を整え便秘などを解消してくれると考えられます。
アンチエイジング&美肌効果も!?
味噌にはサポニンやメラノイジンなどの抗酸化物質が豊富で、身体のさびつきを防いでくれると考えられます。
また、味噌に含まれる遊離リノール酸は、シミの元であるメラニンの合成に必要なチロシナーゼが作られないよう抑制してくれます。シミやそばかす予防も期待できそう!
イソフラボンも豊富で、肌の弾力を保ちしわを改善させる効果も期待できます。
■作り置きしてお湯を注ぐだけ!カンタンお味噌汁
基本の作り方・レシピ
作り方は本当に簡単! 味噌、キムチ、適当な長さに切った切り干し大根(乾燥のまま)を適量お椀に入れてお湯を注ぐだけです。
お湯を注いで2~3分すると、切り干し大根も軟らかくなり旨味も出て、美味しくなりますよ。数回分作り置きしておくのもおすすめです。
自分好みにアレンジを
筆者は上記のベースにとろろ昆布やのり、乾燥わかめなどの海藻類や、細切りにした乾燥しいたけなどをトッピングします。その朝の体調や気分に合わせて、オリーブオイルやココナッツオイルなどをスプーン1杯程度を入れることも。
味噌汁は意外に色々な食材が合うので、冷蔵庫に残っているものや、前の日のおかずの残りなども入れ、自分好みのお味噌汁を作ってみて下さいね。
(看護師/ホリスティックビューティインストラクター 市村幸美)
【関連記事】
・腸活に役立つ「チョコレート」の選び方&食べ方って?
・ 納豆にちょい足しで効果倍増!?「納豆に加えたい食材」3選
・甘酒のNG飲み方とは?栄養士が教える「甘酒のとり方」
・納豆も!?腸活に役立つ「味噌汁に入れたい食材」5つ
【参考】
※みそ健康レポート – タケヤ味噌
※イソフラボン – わかさ生活
※サポニン – わかさ生活
※レシチン – わかさ生活
※メラノイジン – わかさ生活