女性の運命的な使命としてやってくる生理。排卵が起きてから生理が終わるまで月の半分以上はすっきりしない日々に悩まされる女性も少なくないのでは?
仕事に家事に忙しい40代50代のエイジング世代は、休む暇もなく不調を乗り切らなくてはならないのも現実。
今回は、できるだけ心身のストレスから解放し、短時間で効果的に回復するヨガのポーズをご紹介します。
■一石三鳥!「鳩のポーズ」が女性を救う
内膜や卵巣を守っている「骨盤」。骨盤まわりの血流をよくすることは、温める効果を生むため生理痛に効果的。
腿の付け根にある腸腰筋(ちょうようきん)や股関節へアプローチすることで、腰まわりを温めることができます。
すると女性にとって大切な子宮などの臓器がある骨盤内の血流がよくなるため、生理痛にも効果が期待できるのです。
背中を伸ばしてゆがみ改善
また、骨盤のバランスのゆがみを改善し、気持ちよく背中を伸ばすことができるので、腰痛にも◎。
血流が促進され、冷えも改善できるので、女性にとって嬉しい一石三鳥のポーズです。
辛い生理中の症状を少しでも和らげましょう。
■やってみよう!鳩のポーズ
(1)右足をあぐらのように折り曲げ、左足を後ろに伸ばします。左右どちらかに偏らないように真ん中に重心をおきましょう。
(2)そのままゆっくりと上半身を前に倒します。10秒から20秒ほどゆっくりと呼吸しながら全身リラックスしましょう。
腿の付け根や背面、お尻が気持ちよく伸びているのを感じてみましょう。
(3)ゆっくりと上半身を起こし、左右の足を入れ替えて(1)から順に反対側も行いましょう。
頭痛がひどく、めまいなどを起こしやすい人は無理をせず、生理の3日以降出血量が少なくなってから行ってみましょう。
生理中の痛みがひどい時だけでなく、日常から骨盤まわりを温めることで生理痛の緩和につながりますよ。ぜひ試してみてくださいね。
(Lapure(ラープレ)主宰/ヨガ&フェイシャルヨガ講師 森初世)
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