「朝のメイクでアイラインをばっちり仕上げたのに、一日もたない」という方も多いのではないでしょうか?
にじんで目の周りが黒くなったり、ラインが突如ぷつりと途切れてしまうと、忙しくてメイク直しができない時には困りものです。
しかし、メイクのやり方を少し見直せばアイラインのもちがグンと良くなり快適に過ごせます。コスメコンシェルジュの筆者が、にじみにくいアイラインの描き方をご紹介します。
■日本人のまぶたの特徴
日本人は一重や奥二重が多く、西洋人に比べてまぶたの脂肪が厚いため、まぶたの重さが気になるという方も少なくないようです。
また、まぶたは年齢を重ねることで瞳におおい被さり、さらに目が小さく見える場合もあります。
■にじみにくいアイラインの描き方
メイク前の準備
(1)油分はメイク崩れにつながります。目の周りについている余分なスキンケアは、ティッシュでやさしく押さえながらオフしましょう。
(2)サラサラのルースパウダーは、油分を吸着してくれます。ティッシュオフしたら、上まぶたと下まぶた、目尻にパウダーを塗ります。
付属のパフでルースパウダーを肌に塗るとつけすぎてしまうことがあるので、アイシャドウ用のブラシを使って目の周りをクルッと囲うように塗ります。
アイメイクのやり方
(1)アイラインを描く部分にアイシャドウベースとアイシャドウを塗ります。サラサラとしたアイシャドウはルースパウダーと同じような効果があり、ラインがよれにくいです。
(2)アイラインがまぶたで被りそうな部分は、まつげのすき間を埋めるように点で描きます。目尻はアウトラインをしっかりととって描きましょう。
この時、目尻を垂れ目風に描くと涙や皮脂でよれやすいため、跳ね上げて描く方がきれいなラインが残りやすいです。数多くのアイライナーを使ってきた筆者ですが、現在はフィルムタイプのリキッドアイライナーを愛用しています。
ラインがにじみにくいアイメイク方法のポイントは、「皮脂をオフする」「目周りの肌をサラサラとした状態にした後、まぶたの形を考慮してラインを描く」ことです。ポイントを押さえるとラインがにじみにくく、きれいなアイメイクが長持ちするので、お悩みの方は一度試したみてください。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子
日本化粧品検定1級を取得後、複数のwebメディアで記事を執筆。「女性はいつでも、いつまでも輝き続けられる」をモットーに情報を発信中。)
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