2015年07月05日
座りながら「パンパンむくみ」解消!かんたん美脚ストレッチ
旅行は楽しいけれど、「長時間のフライトで脱いでいた靴が履けない!」という経験は誰でもあるかと思います。もしくは、旅先でテンションが上がり、普段履かないようなヒールを履いて、「足が鉛のように重くなり出かける気力もなくなった……」という人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、これからの旅行シーズンに向けて、旅先で足の疲れを解消する方法をご紹介します。
■旅先でもできる!パンパン脚をスッキリさせる方法
押せば指の跡が残るほど、パンパンになった脚をスッキリ解消する方法をご紹介しますので、ぜひ実践してみて下さい。むくみを放っておくと、必ずと言っていいほど脚は太く、たくましくなります。こまめなケアを心がけて下さい。
・こまめな水分補給
・着圧ソックスや足指セパレーターなどを着用する
※忘れた場合は、ブランケットや枕などを利用して脚を高くして寝る
・寝る前にストレッチやマッサージのケアをする
・旅先のマッサージやスパなど施術を受ける
■「ふくらはぎの威力」がむくみに◎!
そもそもふくらはぎのむくみが生じやすいのは、筋肉を使用せず、衰えてしまったことで血行が悪くなり、老廃物などか溜まることが原因。そこでふくらはぎの「ミルキングアクション」が重要な働きをしてくれます。ミルキングアクションとは、脚の筋肉が血液の周りで乳搾り(ミルキングアクション)をするように伸び縮みすることで、血液が重力に逆らって心臓に送り返される機能のことを言います。
ミルキングアクションでむくみを解消!
下半身に滞りがちな血液を戻すために心臓の圧力がポンプの役割をしますが、重力も受ける下半身は心臓から送り出される圧力だけでは、力が足りません。そこで、ふくらはぎの筋肉が刺激されると、筋肉がよく動けばミルキングアクションが上手く働き、むくみが解消されるのです。
「よく歩けば大丈夫」というのは勘違い?
「旅先では普段よりも歩いているし、筋肉が使われるからむくみも解消できるのでは?」と思うかもしれません。しかしながら、普段使っていない筋肉は、逆に疲労し硬く凝ってしまい、むくみを生じます。「疲れたな……」「脚が重い……」と思ったら、まずふくらはぎをほぐしてあげてください。
■狭いスペースでもOK!足首ホッソリ!プチストレッチ
このストレッチはふくらはぎを刺激するので、下半身に溜まりやすい老廃物や血液循環を促し、むくみ解消に一役買ってくれます。
1. 両足を膝より前に出し、つま先を床から離します。
2.つま先を床に戻し、かかとを床から離します。1-2の動作をゆっくりと15回を目安に繰り返しましょう。
この動きに、足首をゆっくり回す動作を加えるのもオススメですよ。ぜひこの夏も、スッキリ脚をキープしてみて下さい。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)