アサイー人気の火付け役「フルッタフルッタ」も一押しするスーパーフルーツ、「レッドピタヤ」をご存じですか? ピタヤは「ドラゴンフルーツ」とも呼ばれており、アサイーよりも美容効果があると言われています。なかでも「レッドピタヤ」には、「ベタシアニン」という抗酸化力の強いポリフェノールに、バナナより豊富な食物繊維やミネラルが含まれており、今後ますます注目のフルーツなのです!
■レッドピタヤとは?
ピタヤとはサボテン科の果物。果皮がウロコのように見えることからドラゴンフルーツとも呼ばれています。原産地は中央アメリカや南アメリカなどで、日本では沖縄や鹿児島で栽培されています。ピタヤにはレッド、ホワイト、イエローなど、いくつかの種類がありますが、レッドピタヤにのみ「ベタシアニン」が含まれており、注目が集まりました。
■なにがスゴイ?レッドピタヤの美容効果3つ
(1)シミ予防にも!?抗酸化力がスゴイ
レッドピタヤの赤色の色素「ベタシアニン」は抗酸化力に優れ、紫外線やストレスなど常に体内に発生する活性酸素を除去してお肌を守ります。また、シミの原因にもなる「メラニン」の生成を抑える働きもあり、美肌づくりをサポートしてくれます。
(2)食物繊維がスゴイ
ピタヤには、バナナの約2倍の食物繊維が含まれています。また、腸内で水分を保ってスムーズなお通じを促し、緩下剤としても使用されている「マグネシウム」もバナナより豊富なため、腸内環境美化におすすめです。
(3)ビタミン・ミネラルがスゴイ!
ピタヤには、疲労回復に効果があると言われる「ビタミンB群」や、貧血の予防に欠かせない「葉酸」、むくみ予防に役立つ「カリウム」など、ビタミン・ミネラルがバランス良く含まれています。「カクタスフルーツ」と呼ばれるサボテン科のフルーツは、古くから利尿作用を高めて身体に溜まった余分な水分を排出する働きがあることが実証されているので、夏のむくみ対策にも良さそう!
■レッドピタヤの選び方・食べ方
レッドピタヤを選ぶときは、重みがあり、皮にハリがあって、ウロコのような部分が幅広く短い物がおいしいと言われています。
そのまま食べたり、スムージーやフルーツサラダにしても◎。ただし、日持ちのするフルーツではありませんから、冷蔵庫で保存し、早めに食べましょう。
海外セレブも注目のレッドピタヤ。日本ではこれから旬を迎えますから、いち早く取り入れてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)
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【参考】
※サボテン – わかさ生活
※栄養成分一覧表 – 果物ナビ