おうち時間が長くなると、なんとなく食べたくなっちゃうおやつ。みなさん、おやつにはどんなものを選んでいますか? 最近は、コンビニでも身体にやさしいおやつが買えるようになりました。
「気分転換に、ちょっと何か食べたいな!」と思ったときに選びたい、コンビニでも買えるお肌にやさしいおやつ3種と選び方を、ご紹介します。
■コンビニでも買える!お肌にやさしいおやつ3つ
(1)ナッツ
ビューティー食材としておなじみのナッツ。ナッツには、ビタミンEなどの良質の脂肪酸や食物繊維、ポリフェノールが含まれています。
脂質はカロリーが高いため、以前はダイエットの敵と思われていましたが、身体に必要な脂質を減らしてしまうと、お肌の乾燥の一因となります。また、食物繊維も豊富ですので、便秘がちでお肌のトラブルのある方にもおすすめです。
選び方
・味のついたナッツではなく、素焼きのものを選ぶ
・ポリフェノールもたっぷりとれるように、アーモンドやクルミなど皮ごと食べられるナッツを選ぶ
(2)ドライフルーツ
フルーツは、ビタミンやミネラルが多く、美容と健康のために欠かせない食材です。
フルーツを乾燥させて作ったドライフルーツは、それらの栄養が凝縮されています。日ごろからあまりフルーツを食べる習慣のない方は、積極的に食べましょう。
水分が抜けているので、しっかり水分を取りながら食べれば、お腹の中でふくらんで少量でも満足できて、ダイエットのサポートにも◎。
選び方
・砂糖不使用、オイルコーティングされていないものを選ぶ
・デーツやマンゴーは糖質が多いので、イチジクやアプリコット、ナツメなど食物繊維の豊富なドライフルーツを選ぶ
(3)チョコレート
チョコレートの主原料であるカカオも、良質の脂肪酸、食物繊維、ポリフェノールなど、美容と健康に役立つ栄養素が多く含まれています。
また、チョコレートはカカオの実を発酵させて作られるため、発酵食品の仲間であるともいえます。
カカオに含まれるポリフェノールは、体内に過剰に生じた活性酸素から細胞を守ります。さらに、抹消部の血管の健康を守る働きがあるため、お肌の細胞までしっかりと血液を届けてスムーズなターンオーバーをサポートします。
また、カカオに含まれるたんぱく質は、胃液などの消化液で消化することができないため、そのまま腸に届き、食物繊維と同じような働きをして腸内環境美化にも貢献します。
選び方
・カカオ70%以上のハイカカオチョコレートを選ぶ
・香料や光沢材などの添加物の入っていないチョコレートを選ぶ
内側から輝く美しいお肌づくりのため、おやつの選び方にも心配りをして「食べてキレイ」を実践したいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ベジフル発酵ジュースとレシピ」(2018年・日東書院本社)、「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)
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【参考】
※日本食品標準成分表2015年版(PDF) – 文部科学省
※5分でわかる効果 カカオポリフェノール・カカオプロテイン – 明治