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襟元が開いた服を綺麗に着たい!美デコルテを作るセルフケア

エステ・セラピスト
町山町子

気温が上がり薄着になると、肌の状態が気になりますよね。特に、首や肩を出すスタイルは、年齢が出やすく肌悩みも目につくので、年を重ねるほど肌の露出を躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。

襟元が開いた服を綺麗に着たい!美デコルテを作るセルフケア

エステセラピストの筆者が、きれいなデコルテを維持するためのマッサージとケア方法をご紹介します。

■1日3分!こり・むくみを改善するリンパマッサージ

「デコルテは顔の一部」という言葉を聞いたことはありませんか? フェイシャルエステではデコルテも顔の一部だといわれ、マッサージをする際は必ずデコルテもセットで行います

首やデコルテには老廃物を流す大きなリンパ節があります。ここをしっかりほぐして流すことが、顔のむくみやくすみを改善することにつながります。

デコルテマッサージはスキンケア中に

デコルテマッサージは、朝晩のスキンケア中に行うことが理想です。とくに、夜より朝にマッサージを行うと、良い状態を保つことができますよ。

マッサージをする際に痛みを感じる人は、やさしくさするだけでもリンパの流れが良くなりますので、とり入れてみてください。クリーム、またはオイルを適量とって、デコルテと首筋になじませましょう。

デコルテ(鎖骨周辺)のリンパを流す

指で鎖骨を挟みながら内側から外側に向かって滑らせて、脇の下に入れ込むように流していきます。脇の下には、肩こり改善効果が期待できるツボやリンパ節(腋窩リンパ節)があります。

腕の付け根や脇の下にこりを感じる部分があれば老廃物がたまっていますので、手で揉みほぐします。左右5回ずつ行いましょう。

胸の筋肉をほぐす

両手の指腹部で大胸筋の上部、鎖骨の下部分を内側から外側に向かって、指を大きくクルクル回しながらほぐしていきます。

左右5回ずつを目安に行ってください。

耳下から首のリンパを流す

両耳の下にあるくぼみを数回押して、少し強めにほぐします。ほぐした部分に手の平をそえて、鎖骨に向かって流していきます。右側を流す時は左の手で、左側を流す時は右手で行うとやりやすいです。

左右5回ずつ行いましょう。「マッサージの時間を作ることがむずかしい」という人は、入浴中に行ってもOKです。

■デコルテのニキビや吹き出物対策

デコルテの吹き出物に悩む方も多いですよね。

バスタイムで身体をゴシゴシと強く洗わないようにして、スキンケアの際はデコルテまで化粧水をつけ、しっかりと保湿をしましょう。紫外線が要因で起こるシミ対策にもなります。

なかなか改善しないニキビや炎症の場合は、早めに皮膚科で相談をしましょう。

■週に一度は角質ケアを

美しいデコルテを目指すには、週に一度のスペシャルケアをおすすめします。

クレンジングをする際は、首からデコルテも一緒に行います。余分な皮脂が溜まってくると吹き出物ができやすくなるので、スクラブ入りのゴマージュでデコルテの角質ケアを行ってください。

その後、保湿や美白効果のあるクリームを塗って5分ほどラップパックをし、パックを外した後はクリームを肌になじませます。首のシワが気になる方は、ネッククリームを使用してみてください。

■日常生活で気をつけるポイント

洗濯物や買い物などのちょっとした外出でも、肌は日焼けしてしまいますので、外出時は、日焼け止め対策を徹底するようにしてください。自宅にいる時も、日焼け止めだけでも塗ることがポイントです。

肌のくすみが気になる方は、日焼け止めにブルー系の下地を混ぜると、デコルテにツヤが出ます。ただし、汗をかきやすい時期はベタつかない程度にしておきましょう。

身体の老廃物は毎日溜まりますし、疲労も蓄積します。今回お伝えしたマッサージを毎日行うことが理想ですが、やりすぎても肌を傷つけることもありますのでご注意ください。自分の肌の状態と相談しながら行い、美しいデコルテを目指していきましょう。

(エステセラピスト/ビューティーヘルスエディターライター 町山町子)

 

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