身近な発酵食品としておなじみの味噌。お湯を注ぐだけでできるフリーズドライやインスタントのお味噌汁もありますが、せっかくなら具沢山のお味噌汁を飲みたいものです。
とはいえ、お味噌汁は少量で作るのが難しいため、作ってはみたものの、翌日まで残ってしまい、「最後まで美味しく飲むことができない」という方も多いのではないでしょうか。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、そんな方におすすめの、昨日のお味噌汁を美味しくするちょい足し食材を4つご紹介します。
■昨日のお味噌汁を美味しくするちょい足し食材4つ
(1)大葉
和のハーブの代表選手でもある大葉。大葉の香りは、気持ちをリラックスさせる働きがありますから、「今日は疲れたな」と感じた日にもおすすめの食材です。
大葉は、刻むことで細胞壁が壊れ、より香りが強く感じられますので、できる限り細く刻みましょう。
(2)ゆず
夏は青ゆずですが、これからの季節は黄色く熟したゆずが出回りますね。ゆずもとても香りのよい食材です。
また、ゆずの香りにも、気持ちをリラックスさせる働きがあるだけでなく、ゆずの皮に含まれるポリフェノールであるヘスペリジンには、血液の流れをスムーズにする働きがありますから、冷えが気になるこれからの季節にピッタリですね。
(3)ショウガ
冷え取り食材としておなじみのショウガ。生のショウガをすりおろしたものをお味噌汁に入れると、風味が良くなるだけでなく、独特のピリリとした刺激も加わり、一味違ったお味噌汁が楽しめます。
また、生のショウガに多くふくまれるジンゲロールには、手足などの抹消部の血管を広げて血液の流れをスムーズにする働きがあります。血液には、酸素と栄養を届けるほかに、熱を運ぶという働きもありますから、手足の冷えを感じる方は、生のショウガをすりおろしたものをお味噌汁にちょい足ししてみましょう。
(4)カレー粉
お味噌汁にカレー粉は、ミスマッチのように思えるかもしれませんが、意外と相性の良い組み合わせです。
とくに、野菜たっぷりのお味噌汁との相性がよく、カレー粉を足すことでマイルドなカレースープのようになり、一味違ったお味噌汁が楽しめます。
昨日のお味噌汁が美味しくなるだけでなく、美容と健康に役立つちょい足し食材。ぜひ活用してみてくださいね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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