頭皮と顔は一枚の皮でつながっているため、年齢とともに頭皮がたるむと、自然と顔のたるみを招きます。その反対に、頭皮をほどよく刺激すると、顔のたるみにもアプローチできます。
メディカル小顔美容矯正士である筆者が、リフトアップ効果が期待できる「ブラッシングによるヘッドマッサージ」をご紹介します。
■ブラッシングの効果
顔のリフトアップにおすすめ
ブラッシングは、ほどよく頭皮を刺激できるので、頭皮や顔の血流をよくする働きが期待できます。これによって、肌のくすみが改善されたり、むくみがすっきりしたりして、引き締まった顔に導きます。
また、頭皮を刺激することで頭もスッキリするので、眠たい時のリフレッシュにもおすすめです。
毛穴に詰まった汚れを浮かす
「スタイリング剤をつけていないのにシャンプーが泡立ちにくい」という方は、頭皮に汚れが詰まっているサインです。
シャンプー前にブラッシングをすることで、毛穴に詰まった汚れが浮きやすくなり、シャンプーの泡立ちが良くなります。
■ブラッシングでできるヘッドマッサージのやり方
マッサージに使用するブラシは、パドルブラシがおすすめです。パドルブラシはブラシ部分が大きく、空気穴がありクッション性が高いため、頭皮に負担がかかりにくく、ヘッドマッサージに適しています。
STEP1:全体的にブラッシングする
生え際からつむじに向かってブラッシングします。ブラシが頭皮からはなれないように、頭皮でブラシの先端を感じるように動かしましょう。これを2回繰り返します。
STEP2:耳周りをマッサージ
耳の上にブラシを当て、そこから小さな円を描くように5〜6回ブラシを動かします。少し後方にずれて、同じように円を描きながらブラシを動かします。同じ動きを繰り返しながら、耳の周りをなぞるように行います。
反対側も同じように行いましょう。
STEP3:頭頂部をもみほぐす
ブラシを生え際にあて、そこから小さな円を描くように5〜6回ブラシを動かします。少し後方にずれて、同じように円を描きながらブラシを動かします。つむじに向かって行ってください。
次に、こめかみ近くの生え際にブラシをあて、同様に小さな円を描くように5〜6回ブラシを動かします。
つむじまで行ったら、反対側も同じように行いましょう。
STEP4:もう一度全体をブラッシングする
STEP1と同じように、全体をブラッシングします。生え際からつむじに向かってブラシを動かしましょう。
STEP5:耳周りをブラッシングする
最後は、耳上にブラシを当て、耳周りをなぞるようにブラシを動かします。反対側も同じように行いましょう。
ブラッシングは、力をかけなくても頭皮をマッサージできるので、指でマッサージするより疲れにくいのが魅力です。リフレッシュにもおすすめなので、ぜひ試してくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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