初夏の日差しの元、さらけ出した肩がむっちりとしていてショックを受けた人もいらっしゃるでしょう。
YOGAエクササイズディレクターの筆者が、二の腕&肩を引き締める1分エクササイズをご紹介します。
■もっさり肩を速攻スッキリさせる!?
モッサリ肩の原因は脂肪だけではなく、姿勢によるものの場合が多いです。スマホを使った後はおどろくほど猫背になり、背中も肩もモッサリとした状態になります。
そこでやるべきことは、肩の位置を変えて、姿勢を正すことです。これだけで肩回りはスッキリとして見えます。
肩の位置の変え方
肩とは、“鎖骨から真横にある肩(三角筋)”ではなく、“鎖骨から脇の下側にある肩甲骨下角あたり”だと思ってください。つまり、「肩を下げて」といわれた時に、脇の下をウエストの方に下げるのが正解です。
これだけで鎖骨から華奢な肩見えになりますが、肩が内側に入っている人は何度か肩を外側にまわし、両方の肩甲骨を背骨にギュッと引寄せて胸を開きましょう。
■二の腕&肩を引き締める1分エクササイズ
腕は大きく分けて、肘より下部分を“前腕”、肘より上部分を“上腕(いわゆる二の腕部分)”といいます。二の腕も、肩の関節を覆う“三角筋”、腕の前側の“上腕二頭筋”、腕の裏側の“上腕三頭筋”の3つの筋肉から構成されています。
この肩のラインが筋力不足でもたついていると腕全体がポチャッとした太いイメージを与えるので、二の腕から肩までを鍛えるエクササイズにチャレンジしましょう。
期待できる効果
・胴体部分(体幹)の安定した状態でポーズをキープすることで体幹力強化&姿勢改善
・二の腕、肩、脇肉の引締め効果大
実践回数&期間
週に3〜4回を目安に実践すれば、必ずボディラインに変化を感じられるはずです。
「二の腕&肩を引き締める1分エクササイズ」のやり方
(1)床に手足を置き、手首の真上に肩、膝の真上に脚の付け根がくるように姿勢を整えます。
上腕三頭筋(振袖のようにもたつく部位)を脚の付け根の方に引寄せる意識で肩を下げます。動作中は常にこの意識を忘れないようにしてください。
(2)両膝を床からはなしてキープします。そして、吐く息と共にお腹を腰に引寄せドローイング状態をキープします。
二の腕(振袖部位)は脚の付け根に引寄せ続けて、肩が前に出てないように注意してください。
(3)膝を床につけてストレッチします。
(4)姿勢を整え、膝を床からはなしたら、右つま先を床からはなしキープします。反対側も同様に動作を繰り返します。
つま先を上げた途端にかなりキツく感じるので、その分お腹を腰に引寄せて肩が前に出ないように意識してくださいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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