徐々にマスクを外すシーンが増えてきた昨今ですが、マスク生活2年の間に「すっかりたるみが進行してる」「マスクを外したくない」という人も多いのではないでしょうか。
エステティシャンの筆者が、ゆるみの気になるフェイスラインを引き上げ、たるみをケアするマッサージを紹介します。
■耳の上ほぐし
マスクの紐が引っかかるラインを、親指の腹で円を描くようにほぐしていきましょう。
マスクの紐はたいした重さに感じませんが、締め付けが強かったり長時間のマスク使用の影響で耳の周りの筋肉が負担を感じ、頬のたるみやほうれい線の一因になってしまいます。
耳の前側から〜耳たぶの後ろあたりまで、親指の腹で上に引き上げるように、ゆっくり円を描きます。
左右同時に、時間があれば3セット程度行いましょう。
■エラほぐし
顔のたるみの大きな原因になるのが「エラの張り」です。
生まれつきの骨格が原因の人は実は少なく、ほとんどの人は食いしばりや噛みしめ、歯ぎしりなどが原因でエラの筋肉が張ってきます。下を向く姿勢をよくする人も要注意です。
まず、テーブルに肘をついて、手をグーにしましょう。
第二関節の平らな部分をエラに当てて、ゆっくりと円を描きます。
1分間程度、ゆっくりと行いましょう。
■首&鎖骨流し
首から鎖骨にかけては、胸鎖乳突筋という重要な筋肉があります。
また首から鎖骨、脇にかけては重要なリンパも流れていて、まさに「たるみケア」の要ともいえるパーツです。
スキンケアのついでや、ボディクリームを塗ったついでなど、保湿剤ですべりの良い状態で行いましょう。
耳下から胸鎖乳突筋をピースサインで挟み、手を重ねてゆっくりと鎖骨まで降りてきます。
そのまま方向転換をして肩先まで、鎖骨を挟み流します。
これを、左右各3回程度行いましょう。
今回はできるだけ、お肌に摩擦や負担を与えずにできるマッサージをご紹介しました。日々のケアにぜひ取り入れてみてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)
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