日本の行事食でもある「お雑煮」。最近では、白いお餅以外にも、玄米餅やよもぎ餅などのお餅も増えてきました。
ベジ活アドバイザーの筆者が、ヘルシー志向の人におすすめなお餅と、ダイエット中でも安心して食べられるお雑煮レシピをご紹介します。せっかくのお正月なので、食べ方や具材に気をつけてお雑煮を楽しみましょう。
■ヘルシー志向の人におすすめなお餅
有機玄米黒豆もち/結わえる
こちらは、原材料が有機水稲もち米、有機黒豆、塩のみのシンプルな有機黒豆玄米もちです。農薬、化学肥料不使用の国産有機栽培もち米100%の玄米もちに、有機黒豆を混ぜています。
玄米の甘さと黒豆の香ばしさが絶妙で、もちもちとして噛み応えのあるお餅です。
(300g ※50g×6個 税込価格630円)
有機玄米よもぎもち/結わえる
こちらは、原材料が水稲もち米、よもぎのみの有機玄米よもぎもちです。シンプルな材料は安心感にもつながりますよね。
農薬、化学肥料不使用の国産有機栽培玄米100%の玄米もちに国産のよもぎ粉を混ぜており、噛むと口いっぱいに玄米の香ばしさとよもぎの香りが広がります。
(300g ※50g×6個 税込価格590円)
■太らないお雑煮のポイント3つ
メーカーによって大きさに多少の差はありますが、一般的な切り餅は食べやすい50g前後で売っていることが多く、カロリーは50gで約118キロカロリーです。タンパク質よりも炭水化物の比率が大きい、高カロリーな食べ物といえます。
太らないために気をつけるポイントは以下になります。
(1)お餅を食べすぎない
おせち料理などカロリーの高いものが食卓に並ぶお正月は、お餅を食べすぎないようにしましょう。
(2)よく噛んで食べる
よく噛むことは満腹中枢を刺激して、暴飲暴食予防になることが知られています。お餅はもちろん、お雑煮の他の具材もしっかりと噛んで食べるとよいですね。
(3)具材に「食物繊維」が豊富な野菜を多く入れ、お餅よりも先に食べる
お雑煮の具材は地域によってさまざまですが、伝統を踏襲しながらも野菜の量を増やすなどのアレンジをしてみてください。
お正月料理は塩分高めなものが多いので、お雑煮の出汁をしっかりときかせて“減塩”を心がけることも忘れないでくださいね。
野菜たっぷりのお雑煮レシピ
材料(2人分)
・切り餅 2個
・鶏肉 2分の1枚(食べやすい大きさに切る)
・ダイコン 2センチ(皮をむいて薄めのイチョウ切り)
・ニンジン 2センチ(皮をむいて薄めのイチョウ切り)
・コマツナ 1株
・三つ葉 適宜(洗って切っておく)
・柚子皮 適宜(よく洗って少量千切りに)
お好みで、しいたけやマイタケなどのキノコ類、ホウレンソウなどを入れても◎。
A
・出汁 400ml
・酒、醤油、塩 適宜
作り方
(1)昆布やかつお節で400ml分の出汁をとった後、酒や醤油、塩などで味を整えます。
(2)下処理したコマツナとダイコン、ニンジン、鶏肉を入れて煮込みます。
(3)具材に火が通ったら、切り餅を入れてさらに煮込みます。
(4)切り餅に火が通ったら完成です。器に盛り付け、柚子皮と三つ葉をのせていただきましょう。
■甘いお餅が食べたくなったら
ゼロカロリー よもぎもち/遠藤製餡
お正月に、甘いお餅を食べたくなる時もありますよね。そんな時におすすめなのが、「あずき美人茶」などあずきに関わる商品を展開している遠藤製餡の「ゼロカロリー よもぎもち」です。
別添の黒糖あんをかけても、たったの約5キロカロリー。これなら罪悪感なく食べることができますね。
(6個入り 税込価格1,393円/24個入り 税込価格5,616円)
ヘルシー志向の人におすすめのお餅と、ダイエット中でも安心して食べられるお雑煮レシピをご紹介しました。カロリーが高いお餅ですが、かしこく食べれば恐れずとも大丈夫。楽しく食べるための手段としてお役立てください。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※有機玄米黒豆もち – 結わえる
※有機玄米よもぎもち – 結わえる
※もち – カロリーSlism
※実は注意点もある?手軽なべジファースト習慣について改めて知ろう – ハウス食品グループ本社
※ゼロカロリー よもぎもち – 遠藤製餡