年齢と共に分泌が減ってくる女性ホルモン。とくに分泌が安定していた30代前半から、分泌が下り坂になり始める30代後半から40代は、一番身体の不調を感じやすい時期と言われています。
女性ホルモンの減少は、さまざまな身体の不調の原因となるだけでなく、骨粗しょう症の原因にもなります。
病院に行くほどではないけれど、日頃からケアしておきたいという方におすすめなのが「発芽した大豆」です。
おいしく食べながらエストロゲンをチャージできる優れもののようですよ。
■「発芽」のパワーがスゴイ!おすすめ発芽大豆食品2つ
(1)大豆イソフラボン 子大豆もやし/サラダコスモ
「大豆イソフラボン子大豆もやし」は、骨を健康に保つ機能がある大豆イソフラボンを含む食品として、機能性表示が認められています。
モヤシは、緑豆を発芽させたものが多いのですが、こちらのモヤシは大豆を発芽させているため、大豆イソフラボンが含まれています。
発芽によって栄養価が高まり、大豆イソフラボンが大豆の1.3倍、心の健康とも関わるGABAは約46倍も含まれています。ホルモンバランスの変化とともに気持ちも不安定になりがちな30代・40代には、豊富なGABAもうれしいですね!
(200g オープン価格)
(2)スーパー発芽大豆/だいずデイズ
こちらも、大豆を発芽させた食品です。大豆を発芽させて、かつ栄養素が逃げないように蒸して作られています。
水煮大豆に比べ、大豆イソフラボンが約1.3倍、GABAは11倍、善玉菌のエサとなって腸内フローラの改善に役立つ大豆オリゴ糖は2.3倍含まれています。
食べものからとった大豆イソフラボンに代表されるフィトエストロゲンを、体内でどれだけ利用できるかは、その人の腸内細菌によるところが大きいのですが、オリゴ糖をとることでフィトエストロゲンの吸収を促すとの研究結果もあります。
大豆イソフラボンとオリゴ糖が同時にとれるのは理想的ですね。
(100g 税抜価格200円)
同じ食べるのであれば、美容と健康に役立つものを食べたいですよね。発芽に秘められたパワーにあやかってみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)
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【参考】
※子大豆もやしとは – サラダコスモ
※スーパー発芽大豆 – だいずデイズ
※東京農業大学 上原万里子「フィトエストロゲンの生体内動態に関する研究-イソフラボン吸収促進因子の検索と疾病予防効果の検討-」 – 科学研究費助成事業データベース