「食べる順番」に気をつけるだけで、痩せる効果があることをご存知でしょうか？同じメニューをいただくのでも、太る食べ順と痩せる食べ順があるのです。
ウエルネス＆ビューティーライターの筆者が、今日からできる痩せる食べ方をご紹介します。
■痩せたいときは、糖質を最後に食べましょう！
太る原因といえば、まずカロリーや糖質の摂り過ぎが挙げられますが、血糖値が急激に上がる食べ方をしても太りやすくなります。
糖質を摂取すると血糖値が上がることでインスリンが分泌されますが、インスリンには脂肪を蓄積する作用があるからです。
つまり血糖値の急上昇を抑えるように食べることが、太りにくい食事のポイントになります。
■「ベジファースト」が理想の理由
「野菜から食べましょう」という言葉を聞いたことがあると思います。これは野菜に含まれている食物繊維が糖質の吸収を緩やかにしてくれるからです。
いきなり主菜と主食に手をつけず、まず野菜料理から先に箸をつけましょう。
■「ミートファースト」「フィッシュファースト」でもOK
野菜料理が少ない場合は、肉料理や魚料理といったたんぱく質を含む料理から食べてもいいでしょう。
たんぱく質は消化に時間がかかるので、後から糖質を摂取しても、血糖値の急上昇を抑えることができます。
同様に、植物性のたんぱく質を含む納豆や豆腐から食べはじめるのもいい方法です。
■具沢山のスープや味噌汁からでも
また、野菜や肉などの具をたくさん入れたスープや味噌汁を作り置きしておき、食事の最初にいただくのもおすすめです。
温かい汁物は気分的にも落ち着きますので、満腹感が早く得られるメリットもあります。
■外食では、こんな工夫を
外食でもちょっと気をつければ、痩せる食べ順の実践は可能です。
避けたいのはパスタ料理やカレー、丼ものなどの一品料理。糖質が中心の料理なため、最後に食べるのがむずかしいからです。
主菜、副菜、汁物がある定食メニューを選びましょう。栄養のバランスもよくなるのでおすすめです。
■コンビニ食でも大丈夫！
ランチをコンビニで調達する方は、いきなりおにぎりやサンドイッチを食べてしまわないように注意しましょう。
サラダやおひたしなどの総菜が買えれば理想的ですが、なければ野菜ジュースや豆乳を買って食前に飲んでおくのもいい方法です。
痩せたいけれど、厳しい食事制限には抵抗があるという方に、「食べ順ダイエット」はとても向いています。習慣にしてしまえば、この先のウエイトコントロールもずっと楽になるでしょう。
（ウエルネス＆ビューティーライター ユウコ）
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