東京では桜の開花宣言が例年より早めで、あっという間に薄着の季節が到来しそうです。そこで気になるのが、「二の腕」。冬の間にぽちゃついた二の腕も、今から引き締めれば夏には間に合うはず。
YOGAエクササイズディレクターの筆者が、二の腕引き締めストレッチエクササイズをご紹介します。
■やればやるほど細くなる!?背中&二の腕引締めストレッチエクササイズ
ご紹介するストレッチエクササイズで、簡単に引締め効果がアップするコツを3つご紹介します。
(1)肩甲骨周辺の筋肉を鍛える
腕の筋肉につながっている肩甲骨周辺の筋肉である「僧帽筋」や「広背筋」といった大きな筋肉を刺激して基礎代謝がアップすると、筋肉が付き痩せ体質に近づきます。
(2)二の腕の筋肉を後ろに押し出す、絞る動作で引き締める
両肘を胸の前と後ろでタッチするだけで、二の腕の筋肉を鍛えることができます。
(3)脇の下のくぼみから二の腕を絞り上げるようにマッサージする
意外と冷えやすい二の腕の血流をよくすることが、脂肪をつけない最大のポイントとなります。
期待できる効果
・二の腕、肩、背中周りの引締め効果大
・背筋を鍛えるので姿勢がよくなり、首、肩こり、目の疲れなどの解消
実践回数&期間
週3〜4回実践すると、ボディラインに変化が感じられるはずです。
■「二の腕引き締めストレッチエクササイズ」のやり方
(1)両手のひらの上に肩、膝の真上に脚の付け根がくるように姿勢を整えます。
両手を前に伸ばし、お腹、胸、肩を伸ばします。お尻をユラユラとゆらして脚の付け根を緩めたり、肩が痛い人は腕を重ねて額を乗せるなどして、肩関節や股関節もほぐしましょう。
(2)うつ伏せ姿勢になり、両手の甲を太もも横に置きます。恥骨を床につけ、お腹を腰に引寄せて姿勢を整えます。吸う息と共に上体を起こします。
(3)両腕を床からはなし、「背中側で二の腕を引寄せる→はなす」という動作を10回繰り返します。この時、恥骨やあばらで床を感じて腰を痛めないように注意してください。
(4)両手を前にVの字になるように伸ばし、吸う息と共に上体を起こします。
この時も腰を痛めないように恥骨を床からはなさないよう注意してください。また、肩と耳の間に心地のいいスペースを維持してください。
(5)吐く息と共に右肘を曲げて後ろに引き、肩甲骨周辺をギューッと絞ります。
(6)反対側も同様に動作を繰り返します。回数は、腰の状態などによって調整してください。
腕は背中と胸からつながっていると意識して大きな動作を心がけ、ホッソリとした二の腕作りに磨きをかけてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)
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