「新ごぼう」が出回る季節になりました。初夏に収穫される若取りのごぼうである新ごぼうは、収穫する時期が異なることから別名「夏ごぼう」とも呼ばれるそうです。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、腸内環境の改善のためにおすすめしたい新ごぼうを効果的に摂るコツと、気軽に取り入れられる簡単レシピをご紹介します。
■食物繊維の多さ、食感のやわらかさが魅力
新ごぼうは育ち切ってしまう前に収穫するため、食感がやわらかく、やさしい味わいなのが特徴です。
もちろん、おなじみのごぼう同様、食物繊維も豊富なので、腸内環境を整える効果も期待出来ます。
■皮はむかずに、水にもさらさずに
通常のごぼうと同じく、調理するときには皮はむかずに、たわしなどで洗うだけにとどめておきましょう。ごぼうの香りや風味は皮のところに多く含まれています。
また、新ごぼうはアクが少ないので、水にさらさなくても大丈夫です。抗酸化作用を持つポリフェノールの流出も防げます。
■新ごぼうの美腸レシピ3選
(1)新ごぼうのピクルス
作り置きに最適です。しっかり噛めば、食べ過ぎも防げます。サラダのトッピングにもおすすめです。
材料(作りやすい分量)
新ごぼう 2本
水 200ml
酢 100ml
はちみつまたは砂糖 大さじ2
塩 小さじ2
鷹の爪 1本
作り方
(1)鍋に水、酢、はちみつまたは砂糖、塩、鷹の爪を入れて煮立たせ、火を止めます。
(2)新ごぼうは洗ってささがきにし、さっと茹でこぼしておきます。
(3)(2)を熱いうちに(1)に漬け込み、冷蔵庫でひと晩置けば完成です。
(2)新ごぼうのナムル
やわらかな食感を生かした、食物繊維がしっかり摂れる一品です。サンドイッチの具にしたり、トーストに乗せたりしても。
材料(作りやすい分量)
新ごぼう 2本
ごま油 大さじ3
鶏がらスープのもと 大さじ1
はちみつ 小さじ2
すりごま 大さじ2
作り方
(1)新ごぼうは洗ってささがきにし、さっと茹でこぼしておきます。
(2)(1)にごま油、鶏がらスープのもと、はちみつ、すりごまを加えてよく混ぜれば完成です。
(3)新ごぼうのチップス
腸が喜ぶ、揚げないヘルシーなチップスです。市販のポテトチップスが食べたくなったら、ぜひこちらを。
材料(作りやすい分量)
新ごぼう 1/2本
オリーブオイル 適宜
塩 適宜
作り方
(1)新ごぼうは洗ってスライスし、水気をよく拭き取っておきます。
(2)(1)にオリーブオイルと塩をからめます。
(3)(2)をオーブントースターでカリッとするまで焼けば完成です。
「ごぼう特有の土の匂いが苦手」という方でも、新ごぼうはえぐみもなく、やさしい歯ごたえなので、きっと美味しくいただけるでしょう。腸活はダイエットと美肌づくりの基本でもあります。新ごぼうでからだの中から美を磨いてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※ごぼう – わかさ生活
※食物繊維 – わかさ生活