夏は体内に熱がこもってしまい、ほてりを感じるものですね。そのため冷たい飲み物を摂取しがちですが、実はこれがかえって、さらにほてりを招く原因になる場合もあります。
夏こそ、白湯を飲みましょう。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、夏の白湯の効能と、ぜひちょい足しして飲んでいただきたい食材をご紹介します。
■夏こそ白湯を飲みたい理由
暑いときの冷たい飲み物は美味しいものですが、内臓がひんやりと冷えてしまうことで、からだは熱を生み出そうとします。そのためかえってほてりを感じてしまうことも。
暑い季節こそ、からだは冷やさないことをおすすめします。
白湯をゆっくり飲んで、からだを温めましょう。するとからだにたまった熱が発散され、暑さも和らぎます。
■夏の白湯におすすめ!ちょい足ししたい食材3つ
ことのほか水分補給をしっかり行ないたい夏です。
のどの渇きを感じる前に、白湯を飲む習慣をつけてください。
さらに夏のからだを整えてくれる食材をちょい足しして、いっそうの効果を狙いましょう。
(1)シナモン
暑いときにうれしい、さわやかな清涼感のあるシナモンには、血流をよくする作用があります。
冷房の中で過ごす時間が長くなると、血の流れが滞りやすくなるので、うれしい働きですね。
また、むくみを改善する働きもあります。
白湯にシナモンをひと振りし、よくかき混ぜて飲んでみてください。
(2)梅干し
梅干しにも、血行をうながす作用があります。
さらに梅干しに含まれているクエン酸には、疲労物質である乳酸の発生を抑える働きがあるほか、エネルギーを効率よくつくり出すことで、疲労回復を助ける働きもあります。
種をとってつぶした梅干しをカップに入れ、白湯を注いだらよく攪拌して飲みましょう。
(3)クコの実
クコの実に含まれるビタミンCやタンニンには、美白をサポートする働きがあります。
「よく日に当たった」という日には、ぜひクコの実を加えた白湯を飲みましょう。
また、疲労回復をうながすビタミンB1も摂れますので、夏の疲れが気になるときにもおすすめです。
白湯に数粒浮かべてどうぞ。飲み終わった後のクコの実は、ぜひ食べてください。
夏に飲む白湯は、一段とからだをサポートしてくれるような体感があります。暑い季節だからこそからだを冷やすことのないよう、十分に養生していきましょう。
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