いよいよ旅行シーズン到来! 旅行は楽しくて大好きだけど、時差ぼけが意外とツラい…そんな人も少なくないのではないでしょうか? せっかくの旅行が時差ぼけで満喫できなかったり、帰国後になかなかリズムが戻せなかったりすることもありますよね。
今回は、眠りのスペシャリストでもあるホリスティックセルフケア・インストラクターの筆者が、これからの旅行シーズンに向けて、時差ボケの予防と、なってしまった場合の効果的な直し方をご紹介します。
■時差ボケを予防&なってしまったら実践したいこと3つ
時差ぼけを予防したいとき、または時差ぼけになってしまった! というときは、ぜひ以下の3つのことを実践してみてください。海外から帰国したときにも有効ですよ!
1.旅先では、カーテンを「開けて」寝る
人はそれぞれ体内時計を持っています。これが狂うと時差ぼけが起きてしまうのですが、朝日を浴びることで身体に「今が朝だよ」と教え、リセットすることが可能なんです! 旅先では完全に遮光せずにカーテンは少し開けて、自然と朝日が入ってくるようにしてから眠りにつきましょう。「どうしても眠くて二度寝したい!」というときは、一度起きて窓越しに朝日を2〜3分浴びてから眠るだけでも、効果が期待できます。
2.旅先の現地時間で、なるべく三食楽しむ
時差ぼけになってしまうと、現地のご飯の時間になっても、なかなかお腹が空かないことがありますよね。朝日を浴びるのと同様に、食べ物を身体に入れて腸を動かすことも、体内時計のリズムが整いやすくなる効果が期待できます。フルーツを少しだけでもOK! 三食何かしらを口にするようにしてみてください。
3.夜は電気を全て消して寝る
目を閉じていても、光はまぶた越しに感知され、脳に伝達されてしまうもの。光があると身体が夜だと認識しきれず、ぐっすりと眠れなくなってしまうことがあります。テレビも含め、なるべく明かりはつけずに眠るとよいですよ。
いかがでしたか? 海外にいく機会も増えるこの時期、楽しく旅を満喫できるように、ぜひ実践してみてください!
(ホリスティックセルフケア・インストラクター 尾野真美子
心と体がホリスティック(総合的)に美しくあるためのセルフケア方法のセミナー活動を行う。ストレス・冷え対策から10kg減量の経験を活かした生活習慣等、知識の幅は広い。味噌や甘酒等、発酵食品の教室も開催。)
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【参考】
※堀忠雄著(2000)『快適睡眠のすすめ』(岩波新書)