ダイエットのため、食べるものの内容に気を使っている方は多いと思いますが、実は食べ方も大切なポイント。同じ内容の食事であっても、食べ方に工夫をすることで、よりダイエットのサポートになります。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して19年の美養フードクリエイターである筆者が、同じ内容の食事でもさらに工夫ができる、ダイエットのための食事法を5つご紹介します。
■ダイエットのために心がけたい食事法5つ
(1)海藻ファースト
海藻の主成分である水溶性食物繊維には、一緒に食べたものの糖や脂肪を包み込んで吸収を穏やかにする働きがあります。
野菜にも食物繊維は含まれていますが、野菜の食物繊維は不溶性食物繊維が多いため、ダイエットのためには海藻がベスト!
海藻サラダやモズク酢、わかめのお味噌汁など、海藻を食事の一番先に食べましょう。
(2)一口は小さく
「よく噛んで食べましょう」といわれますが、咀嚼は満腹中枢を刺激して食事への満足感を高める効果があります。
1回に口に入れる量を少なくして、その分咀嚼回数を増やし、しっかり噛んで食べる習慣をつけましょう。
「どうしても、あまり噛まずに飲み込んでしまう」という方は、固いものを食事に取り入れる、食材のカットを大きくして、しっかり噛まないと飲み込めないようにする、などの工夫をして噛む習慣を身につけましょう。
(3)適度に水分を摂る
食事の途中で、適度な水分を摂ることで胃の中で食べたものが膨らみ、食べすぎの予防になります。
水でもよいのですが、糖や脂肪の吸収を穏やかにして腸内環境を改善する働きのあるサラシア茶、独特のポリフェノールが食事の脂肪の吸収を穏やかにするウーロン茶などを飲むと、よりダイエットのサポートになりますね。
(4)食後にコーヒーなどを飲む
食後は、コーヒーを飲んだり、甘いものなどを少し食べたりして、“食事が終わりました”という自覚を持ちましょう。
テレビやスマホを見ながら、だらだらと食べるのはNG。食事中はしっかりと食事に向き合い、食事が終わったら、終わりました。と自覚して食べるのをやめましょう。
(5)食後ゆっくりとしすぎない
食後は消化吸収のため、胃腸に血液が集まります。そのため、食後はゆっくりしたほうが良いといわれていますが、よほど胃腸が弱くない限りゆっくりしすぎるのもよくありません。
コーヒーを飲むなど、少しゆっくりした後は、血糖値の急上昇を抑えるためにも、洗い物をするなどして、軽く身体を動かしましょう。
食べ方は、いままでの習慣によるところも大きく、変えることが難しいこともありますが、できるところから取り入れてダイエットのサポートをしたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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【参考】
※よく噛むことと体の関係は – Jミルク
※サラシアの効果・効能 – 富士フイルム
※成分情報 烏龍茶 – わかさ生活