手軽に食べやすい「フルーツ」は、よく食べるという方も多いのではないでしょうか。
そんなフルーツを摂ることで、ダイエット中でも罪悪感なく食べられ、さらに夏バテ対策にもなったら嬉しいですよね。
ベジ活アドバイザーの筆者が、夏こそ食べたい、おすすめのフルーツをご紹介します。
■ダイエットにも夏バテ対策にも!夏こそ食べたいフルーツ
(1)キウイフルーツ
フルーツの中でも抜群のビタミンCが含まれているキウイフルーツ。同じ量を比較したときに、ビタミンやミネラル、食物繊維などの17種類の栄養素が、基準値に対してどのくらい含まれているかを表した「栄養素充足率」もトップクラスを誇っています。
その他のビタミン類として、「ビタミンB6」「ビタミンE」などが含まれています。さらに、「カリウム」や「マグネシウム」「カルシウム」「鉄」などのミネラルなど、数多くの栄養素が含まれていて、ダイエット中の栄養補給としてもおすすめです。
また、夏バテ対策に有効な、糖やカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル分もバランスよく含まれています。夏の朝食には、少量の塩をかけていただく塩キウイフルーツもおすすめです。
「食物繊維」も豊富なため、腸活にはもちろん、食後血糖値急上昇の抑制に役立ちます。ダイエット中でも罪悪感なく食べやすいため、ぜひ活用しましょう。
(2)ブルーベリー
「食物繊維」が多く、比較的「糖質」が少ないブルーベリーも、ダイエット中におすすめのフルーツです。
「ビタミンC」や「ビタミンE」「ビタミンK」「カリウム」「カルシウム」「鉄」など、キレイと健康を助けるさまざまな栄養素が含まれています。
最近の研究では、ブルーベリーなどに含まれている「アントシアニン」は、血糖と脂質の代謝の改善が期待できると言われています。適量を食べて、ダイエットに役立てましょう。
(3)スイカ
夏が旬のスイカには「β‐カロテン」や「ビタミンC」の他、「カリウム」や「カルシウム」「マグネシウム」などのミネラル分が含まれています。
また、スイカに代表される夏のフルーツは、身体の火照りを鎮める働きがあるため、夏バテ対策にぴったりです。
バジルと合わせてサラダにしたり、トマトやオリーブオイルと一緒にミキサーで攪拌してガスパッチョにしても美味しいですよ。適量を食べて、身体の中から涼をとりましょう。
(4)リンゴ
切り方にもよりますが、他のフルーツと比べて噛む回数が多くなるリンゴは、ダイエットにおすすめのフルーツです。
よく噛んで食べることで満腹感が早く得られ、食事量が抑えられるだけでなく、食後のエネルギー消費量を増加させることが知られています。また、よく噛むことは、食後血糖値の上昇抑制にもつながります。
最近の研究によると、夜よりも朝の方が「よく噛む」ことの効果が高まることがわかっています。早く食べる癖がある人は、朝ごはんにリンゴを加えてもよいでしょう。
夏におすすめのフルーツを4つご紹介しました。手軽に食べやすいものばかりなので、ダイエットと夏の体調管理に役立てていきましょう!
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※トップクラスの栄養素充足率 – ゼスプリ インターナショナル ジャパン
※キウイの10種の重要な栄養素 – ゼスプリ インターナショナル ジャパン
※キウイが活躍!おすすめ生活シーン – ゼスプリ インターナショナル ジャパン
※野菜・果物の天然成分が糖尿病やうつ病に効く? 赤・紫・青の色素が糖尿病リスクを低減 – 糖尿病ネットワーク
※ブルーベリー – カロリーSlism
※スイカ – カロリーSlism
※「よく噛んで食事をする」と食後の血糖上昇を抑えられる 「よく噛む」食事法は朝と夜で効果に差が – 保健指導リソースガイド