“キレイと健康のサポートになる料理”として人気の「味噌汁」。ダイエット中の方にも、ぜひ食事に取り入れてほしい1品です。
ベジ活アドバイザーの筆者が、ダイエットに役立つ味噌汁の具材を3つご紹介します。手軽に用意できるものばかりですので、ぜひお試しください。
■ダイエットに役立つ!味噌汁の最強ちょい足し具材3つ
(1)サツマイモ
秋の味覚の代表ともいえるサツマイモには、腸内環境を整える働きがある「食物繊維」が多く含まれています。腸内環境がよくなることで便秘の改善や代謝UPなどが期待でき、痩せやすい身体作りに役立ちます。
より痩せ効果を高めるためには、サツマイモをクタクタになるまで煮込むのではなく、適度な食感が残るように少し大きめに切って加えるとよいでしょう。
噛む回数が増えると満腹感が早期に得られるため食事量が抑えられますし、食後のエネルギー消費量の増加にもつながるからです。
ほのかな甘みがあり、タマネギやコマツナなどの秋を感じる野菜とも相性がよいので、ぜひ加えてみてください。
(2)キムチ
発酵食品であるキムチは味噌との相性が良いので、味噌汁に加えても美味しくいただくことができます。
キムチにはトウガラシを使用しますが、トウガラシは「アドレナリン」の分泌を促し、脂肪代謝などのエネルギー代謝を促進する手助けになると考えられています。
代謝促進を高める「ビタミンB群」を含む豆腐や卵、豚肉を一緒に加えて、“スンドゥブチゲ風”にするのもおすすめです。
腸内環境を整え痩せやすい体質を目指すなら、「オリゴ糖」や「食物繊維」を含むタマネギやゴボウを加えてみましょう。
あまり味が濃くならないよう注意してください。
(3)海苔
腸内細菌のエサとなり、善玉菌を増やす手助けをする「水溶性食物繊維」が含まれている海苔。
水溶性食物繊維は胃腸内をゆっくり移動するためお腹がすきにくく、暴飲暴食対策になる他、糖質の吸収をゆるやかにして、食後血糖値の急激な上昇を抑えるなど、ダイエットに役立ちます。
味噌汁に海苔特有の旨みと風味が加わると、深い味わいになり美味しいですよ。
痩せ効果が期待できる「味噌汁の具材」をご紹介しました。手軽に加えられるものばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
【関連記事】
・入浴後に飲んではいけない!要注意な飲み物3つ
・朝の一杯で一日が終わる!?朝飲んではいけない飲み物
・栄養士が食べない「老化が加速する食べ物」
・痩せにくくなってきた40・50代に!食べて痩せる食品3つ
【参考】
※さつまいもは便秘改善効果がある?注意点や食品以外での解消方法も紹介 – 健栄製薬
※食物繊維の分類と特性 – 大塚製薬
※腸内環境を整える方法とは?おすすめの食べ物や効果について徹底解説! – クラシエ
※「よく噛んで食事をする」と食後の血糖上昇を抑えられる 「よく噛む」食事法は朝と夜で効果に差が – 保健指導リソースガイド
※カプサイシンに関する詳細情報 – 農林水産省
※のり – わかさ生活
※食物繊維 – 大塚製薬