肝臓はデトックス器官といわれていますが、その他に500種以上もの働きがあります。よって、酷使すれば当然、疲弊してその働きに支障をきたすことに。疲れやすく貧血気味、夏バテで食欲がない、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れ、ストレスから起こる症状などは、肝臓が弱っている証拠です。そこで今回は、エイジング世代に欠かせない基本の「肝臓ケア」の方法についてご紹介します。
1. 睡眠をしっかりとる
肝臓は疲れても文句をいわずもくもくと働き続けるため、「沈黙の臓器」といわれています。そのため、自分自身で休みを与えることが大切です。肝臓が休める時間帯は、直立から解放され重力の影響を受けない深夜なので、夜しっかりと睡眠をとることが大切なのです。疲れやすかったり、生理不順がある人などは、まずはしっかり夜眠ることを心がけてくださいね。
2. 暴飲暴食はやめよう
「休肝日」と称してお酒を飲まない日を定めている人は、多数いるかと思います。しかし断酒をしても、食べる量が増えたり、脂肪分の多いものばかり食べていれば、当然肝臓の負担は大きくなります。消化器系の具合がよくない方はまず、暴飲暴食を避けるようにしましょう。
3. 安易に薬を飲まない
肝臓は不要物のほかに、薬なども代謝して身体から排泄します。人工物である薬は、食べ物と違って身体にとっての異物。そのため、代謝に時間と労力を要します。もちろん、薬が必要な場面はあるかと思いますが、飲む前に自分でケアできないか一考してみることも大切です。量を減らすだけでも肝臓の負担を和らげることができます。
4. 肝臓を強くするハーブティーを飲む
植物の中には、肝臓を始めとする消化器系の臓器を活気づけてくれるものが多々あります。お酒やこってり食で肝臓を酷使した翌日には、肝臓を保護して強くするハーブティーを飲んでみてはいかがでしょうか? ペパーミントやジャーマンカモミール、ダンディライオンなどがおすすめです。
しっかり肝臓ケアをして、老廃物はしっかり体外へ出せる身体づくりをしていきましょう。
(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)
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