さつまいもは甘くて、しかもダイエットに良い食材です。美味しく味方につけて、痩せボディを目指しませんか?
栄養士・ヘルシー料理研究家の筆者が、レンジで簡単にできるさつまいもの痩せレシピをご紹介します。
■さつまいもがダイエット向きな理由とは?
さつまいもは、スイーツにも使われるほど強い甘みを持っています。
「甘いものはダイエットの天敵」というイメージがありますが、さつまいもに関しては例外で、むしろダイエットにも良い点がたくさんあります。
さつまいもの、ダイエットをサポートしてくれる主な成分や特徴をみてみましょう。
(1)食物繊維
さつまいもは、非常に食物繊維の含有量が高い食品であり、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。
食物繊維の働きによって腸内環境が良好になると、痩せやすい身体をつくる腸内細菌も増え、痩せ体質に近づきます。
また、満足感を長く維持する働きもあるため、食べ過ぎ予防にも効果的です。
(2)GI値が低い
GI値とは、血糖値の上昇の仕方を指数にしたものです。
穀類、芋類及び甘いものはGI値が高い物がほとんどですが、さつまいもは芋類かつ強い甘みがあるにも関わらず、GI値が低めです。
血糖の上昇が緩やかであると、糖分を脂肪として蓄える働きも緩やかになります。
(3)クロロゲン酸
クロロゲン酸は、脂肪の蓄積を抑える働きをもつ成分です。
近年は、肥満予防向けの特定保健用食品にも使われています。
強い抗酸化作用でも知られ、アンチエイジングの面でもうれしい働きが期待できます。
■レンジで楽ちん!さつまいもレシピ2つ
レンジ加熱が3分以内で美味しく食べられる、さつまいもメニューをご紹介します。
(1)さつまいもの味噌ディップ
材料(2人分)
さつまいも 100g
★ヨーグルト 大さじ1
★マヨネーズ 小さじ1
★味噌 小さじ1
★砂糖 小さじ1
作り方
(1)さつまいもは皮つきのまま1cm幅のスティック状に切り、5分ほど水にさらします。
(2)(1)を濡らして軽く絞ったクッキングペーパーでくるみ、耐熱皿に乗せます。
上からラップをかけて、600wの電子レンジで2分30秒間加熱します。
(3)★のディップソースの材料をよく混ぜ合わせます。
(4)さつまいもとディップソースをそれぞれ盛りつけてできあがりです。
(2)さつまいものポタージュ
材料(2人分)
さつまいも 100g
無脂肪牛乳 300ml
顆粒洋風だし 小さじ1/2
塩 少々
作り方
(1)さつまいもは皮つきのまま1cm幅の輪切りにします。
(2)(1)のさつまいもを、濡らして軽く絞ったクッキングペーパーでくるみ、耐熱皿に乗せます。
上からラップをかけ、600wの電子レンジで3分間加熱します。粗熱がとれたら、皮を除きます。
(3)ミキサーカップに無脂肪牛乳の半量、顆粒洋風だし、(2)のさつまいもを入れて、ミキサーにかけます。残りの無脂肪牛乳をミキサーカップに入れてミキサーにかけ、鍋に移します。
(4)軽く煮立て、塩で味を整えたら完成です。
※レンジ加熱後は大変熱くなっているので、取り出す際は十分に注意してください。
固くて調理に時間のかかりそうなさつまいもですが、濡らしたクッキングペーパーがあれば、レンジでもホクホクに仕上がります! ダイエットにも美肌にもうれしいさつまいもを取り入れて、美味しくキレイを目指しましょう。
(栄養士・ヘルシー料理研究家 fumie)
【関連記事】
・痩せたい人はやっちゃダメ!残念すぎるリンゴの食べ方
・卵かけご飯に足すだけで髪が若返る食材3つ
・若返り効果抜群!?バナナの効果的な食べ方
・ヘルシーに見えて実は太る!避けるべき食品&飲料5つ