2016年11月27日
寒い日こそトライ!胸を開いてポジティブになるヨガポーズ
日中は温かい日もありますが、さすがに11月も後半になると、朝晩の冷えは体に堪えます。特に寒さで肩を丸め、猫背姿勢が続くと肩周りはガチガチ、呼吸も浅くなり、なんとなく冴えない日が続いてしまうことも。そこで今回は、胸を開いてポジティブな気持ちに切り替えるポーズをご紹介します。
■心の柔軟性をアップ!ウシュトゥラーサナ(ラクダのポーズ)
このポーズは太もも、お腹、胸、喉といった体の前側を力強く伸ばす動きです。但し、腰や首に負担が掛かるので、お腹、胸を「上に引き上げ、伸ばす」と意識し、無理のない範囲でトライしましょう。また、大人になると胸を閉じて、自分を守りすぎて頑固な人、融通の利かない人になりがちです。イライラしたり、人の言動が気になる時にも実践してみて下さい。自然と自分や他人に対して、柔軟な気持ちに変化しているのに気づくかもしれません。
効果
内臓の不調、猫背、冷え性、お腹・ヒップ・背中の痛み解消&引き締め、バストアップ、集中力の向上、疲労や不安・月経時の不快症状の改善
注意する点
高血圧/低血圧・片頭痛、腰または首を痛めている人は無理のない範囲で行うようにしましょう。
実践回数&期間
週に2回ほどを目安に3週間トライしてみて下さい。体調の変化が感じられるようになります。
やり方
1.膝の真上に足の付け根がくるように立膝になります。両手を腰に置き、つま先を立て一呼吸。
2.そのまま息を吸いながら、お腹と胸を引き上げ、息を吐きながら、両手で腰を前に押し出します。目線は自然と斜め上に向けましょう。両肘は誰かに優しく引っ張られるようなイメージで、肩を下げ、胸を天井へと押し上げます。(腰や首を痛めている人はここまでにしましょう)
3.そのまま右手で右踵をつかみ、左手のひらで腰が後ろに下がらないように支えましょう。5呼吸ほど繰り返す。
4.両手で踵を掴みましょう。太ももを前方に押し出し、胸を天井方向に押し上げるイメージで上半身が崩れないように注意。
5.ポーズに慣れている人は、つま先を伸ばし、さらに深く反ります。頭を後ろに傾けて太腿、お腹、胸、喉を伸ばします。そのまま呼吸を5呼吸ほど繰り返します。体を戻す時は腰を痛めないように細心の注意を払いながら、片手を腰に置き、腰、太ももを前方に押し出すようにし、一気に上体を起こします。
いかがですか? 最初は肩や首に力が入りすぎて呼吸が浅くなるかもしれませんが、徐々にポーズを深め、胸を開く気持ちよさを感じてみて下さい。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
【関連記事】
・秋は代謝アップに絶好の季節!「浮き輪お腹」解消エクサ
・冷えない&太らない身体に!代謝アップ「スクワット」の基本
・朝ストレッチで痩せやすく?基礎代謝をアップさせる生活習慣
・小さな習慣が美ボディを作る!痩せグセがつくエクササイズ