私たちが無意識に行っているまばたき。1日に数え切れないほど目を開閉していても、どんな風に筋肉を使っているか気にすることはありませんよね。
今回は目の周りの筋肉を鍛えるメリットと、顔ヨガでのエクササイズ法をご紹介します。
■目力アップだけじゃない!目の周りの筋肉を鍛える顔ヨガの効果
目の周りにはいくつかの筋肉がありますが、特に大きいのが【眼輪筋】(がんりんきん)。ピンク色に塗っている箇所です。なんと360度目を取り囲んでいるのです。この筋肉を鍛えることであらわれる、うれしい効果をご紹介します。
・ぱっちり目になる
まぶたの下垂が改善しました! こちらは筆者の顔ヨガを始めて1年半の変化です。重たいまぶたがすっきりした印象に。
・恋しているような瞳の輝き
しっかりと瞳を開くと涙が光を反射しますが、あまり開いていない瞳には光が映り込みません。光が輝く瞳と、輝きのない瞳は、イラストで見ても印象が異なります。光を取り込みやすい、ぱっちり目を目指したいですね。
・目周りの血行の改善
目周りの筋肉を動かすことによって、血流を促し、ドライアイや充血が改善することも。筆者は顔ヨガを始めてしばらくして、目薬を必要としなくなったことに気づきました。子どものように真っ白な白目は、若々しく見えることはもちろん、顔全体の印象を元気にしてくれます。
■まつげエクステが卒業できるかも!?メイクが映える目に
筆者も顔ヨガを始めて、年々少なくなってきていたまつ毛がなんだかフサッとしてきているかも! という実感があります。目力がついて、メイク映えが良くなったり、あるいは薄化粧でも自信がついたり……。メイクは毎日の事なので変化を感じられることは、うれしいですね。
・眉毛を使わずに眼を開閉することができるようになる
眉間や額のシワが深くなるのを防ぎ、目の周りだけで目を開閉できるので、余計な箇所【額】【眉間】【鼻】などに力を入れずに済むためです。こんなにたくさんの良い効果がある顔ヨガ、さっそく鏡の前に立ってトライしてみましょう。
■眼輪筋を鍛えるのに効果的な【双眼鏡のポーズ】
呼吸を止めずに行いましょう。
1.人差し指は眉が上がらないように下に押さえ、眉間にシワが入らないように横に引っ張ります。親指は目の下をロック。
2.手を固定したまま、目だけ細めます。上瞼と下瞼ギリギリでキープ。
3.眼輪筋を意識して目を大きく開きます。上下の方向だけでなく360度全ての方向に開くことが出来ると意識して。
2と3を繰り返し行ってみてください。5セット程繰り返しましょう。
・自信がみなぎるメンタル効果も
これからの出会いの季節、初対面では第一印象がとても重要です。そんな時、相手に好印象を与えるのは、目を合わせて挨拶すること。生き生きとしたぱっちり目なら、自信を持って目を合わせて会話ができそうですね。
生き生きとした輝く瞳は、あなたに自信を与えるお守りのようなもの。毎日の顔ヨガに加えて、口角をきゅっと上げた笑顔で、自信をもって出会いの季節をむかえてください。
(顔ヨガインストラクター 千葉ゆか
漫画家、イラストレーターを経てヨガインストラクターに転身。高津文子式フェイシャルヨガインストラクター。二児の母。子連れOKなヨガ×顔ヨガクラス「nicomum-yoga&facial yoga」主宰。)
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