多くの女性が悩んでいる便秘ですが、「昔からだから……」と諦めていませんか? 薬や食事に気を遣ったり……でも、なかなか自分に合った方法が見つからない方必見の簡単エクササイズがあったんです! 早ければ数時間後には解消されるかも? 痩せているのに、下腹だけぽっこり出てる……なんて人にも、おすすめの方法をご紹介します。
■あなたはどれ?腸のタイプをチェック
(1)ゆるゆる腸
運動不足、極端なダイエット、腹筋が弱いなどが原因で、便を送り出すぜんそく運動ができず、大腸に便がいつまでもとどまってしまうタイプ。おなかが張ったり、便を出し切れていない感じがするだけでなく、肩こりや肌荒れ、イライラすることが多い。
(2)ガチガチ腸
転職、引っ越しなどの環境の変化や、職場や人間関係にストレスを感じている人に多く、うさぎのようなコロコロした便になってしまうタイプ。食後に下腹部が痛くなったり、便秘と下痢を交互にくり返しがち。
(3)ぼんやり腸
トイレに行く時間がとれなかったり、恥ずかしさから排便を我慢してしまう人がなりがちな、腸の出口(直腸)に便が溜まってしまうタイプ。便が溜まると水分がなくなり固くなるため、排出が困難に……。慢性化しやすいので注意を。
■お腹の触り心地で分かる!?自分の性質
仰向けに寝転がり、脚をくの字に曲げながら、お腹のあちこちをゆっくりと押してみましょう。指先に「硬さ」や「ハリ」を感じたらその部分に便が滞り、腸の動きそのものが鈍くなっていると考えられます。お腹の触り心地によって、自分の性質も分かるよう。お腹が張っていて指が入りにくい場合は、イライラ体質。ボヨンとして腸の場所が見つけづらい場合は、気弱・内気な性格。下腹が張っていて、その奥が硬い場合は神経質で几帳面な人が多いようです。
■簡単!1日5分の腸エクササイズ
お通じが1週間に1~2回程度あれば、十分にセルフケアが可能。特に運動不足だと感じている人は、1日5分の簡単エクササイズで腸に働きかけましょう。
ステップ1
仰向けに寝転がり、膝をくの字に曲げます。鼻から息を吸いながら両ひざを左へ倒し、口で息を吐きながら元に戻します。おなじ呼吸法で右側も行い、左右で1セットとして計4セット行います。脇腹を伸ばすことにより硬くなった腸がリラックスします。
ステップ2
次に、くの字に曲げた左足に右足をかけて、体ごと右に倒します。左わき腹をゆっくりもみほぐしましょう。肋骨の下から腰の付け根まで万遍なく、「イタ気持ちいい」と感じる強さで30~40回程度が目安です。
便秘解消だけでなく、体温が高まり、むくみの解消にもつながる5分エクササイズ。ぜひ、試してみてくださいね。
(つやプラ編集部)
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【参考】
※腸のはたらきと排便のしくみ – 第一三共ヘルスケア
※砂沢佚枝著(2010)『完全版・腸もみバイブル』(扶桑社)