10月10日はトマトの日です。生で食べても、煮ても焼いても美味しい野菜ですよね。
トマトは、ダイエット効果も期待できる食材。食欲の秋を迎えて、体重が気になる今こそ、トマトを日常の食生活にとり入れましょう。
■「リコピン」が脂肪細胞の成長を抑制する
ダイエットをしたいときにトマトがおすすめなのは、豊富に含まれた「リコピン」が脂肪細胞の成長を抑制するため。
さらにトマトに含まれる「13-oxo-ODA」が代謝をアップさせ、脂肪の燃焼を促すこともわかっています。これは食べない手はないですね!
■「カプサイシン」と「食物繊維」を加えて効果アップ
いっそうダイエット効果に拍車をかけたいなら、脂肪燃焼効果を持つ「カプサイシン」と腸内環境を整える「食物繊維」を加えた料理をいただくのが得策です。
とっておきのレシピをご紹介しましょう。
(1)8品目のピリ辛トマトスープ
カプサイシンと食物繊維を簡単に取るなら、スープが最適。身体もぽかぽかになる、朝から食べたいスープです。
材料(4人分)
・トマト缶 1缶
・生姜 ひとかけ
・キャベツ 1/3個
・玉ねぎ 1/2個
・エリンギ 2個
・ピーマン 4個
・人参 1本
・ベーコン 70g
・コンソメキューブ 2個
・オリーブオイル 小さじ2
・水 400cc
・チリペッパー 適宜
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)生姜、玉ねぎはみじん切りに、キャベツはざく切りに、エリンギはひと口大に、ピーマンと人参は、さいの目に、ベーコンは細切りに、それぞれ切りそろえておきます。
(2)鍋にオリーブオイルをひき、生姜、玉ねぎ、人参、ベーコンを炒めます。
(3)(2)にエリンギと水を加え、中火で5分ほど煮ます。
(4)(3)にコンソメキューブを入れ、溶けたらトマト缶を加え、つぶしながら煮ていきます。
(5)(4)の野菜がやわらかくなじんできたら、キャベツとピーマンを加えてます。
さらに3分ほど煮たら、チリペッパーと塩、こしょうで味をととのえれば完成です。
(2)トマトとポテトのライタ
ライタとは、ヨーグルトで野菜を和えたインドのサラダです。乳酸菌と食物繊維で腸内環境も改善します。
材料(4人分)
・トマト 2個
・じゃがいも 2個
・玉ねぎ 1/4個
・プレーンヨーグルト 300ml
・生姜 ひとかけ
・塩 小さじ1/2
・オリーブオイル 小さじ1
・クミンパウダー ひとつまみ
・チリペッパー ひとつまみ
作り方
(1)トマトはひと口大に、しょうがはみじん切りにそれぞれ切りそろえておきます。
(2)じゃがいもは角切りにし、茹でておきます。
(3)玉ねぎはスライスし、水にさらしておきます。
(4)プレーンヨーグルトに生姜、塩、オリーブオイル、クミンパウダー、チリペッパーを加えてよく混ぜます。
(5)(4)に(1)~(3)の野菜を入れて和え、冷蔵庫で味がなじむまで15~20分ほど寝かせれば完成です。
(3)トマトと緑黄色野菜の寒天ゼリー寄せ
食物繊維たっぷりの寒天で、サラダ感覚のゼリーをどうぞ。おなかもしっかり満たされます。
作り方(2~3人分)
・トマト 2個
・かぼちゃ 80g
・グリーンアスパラ 2本
・人参 1/2本
・粉寒天 ひと袋(4g)
・水 500cc
・コンソメキューブ 2個
・ブラックペッパー 少々
作り方
(1)トマトはひと口大に切っておきます。
(2)かぼちゃと人参は、さいの目に切って茹でます。
(3)グリーンアスパラも1cm幅に切って茹でておきます。
(4)鍋に粉寒天と水、コンソメキューブ、ブラックペッパーを入れて沸騰させたら火を止め、しっかりと混ぜ合わせます。
(5)タッパーに(1)~(3)の野菜を入れ、(4)を注ぎます。あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、固まったら完成です。
トマトは食べごたえがあるのもうれしい野菜。
「食べないダイエット」は、心も身体も音を上げてしまいます。美味しく、おなかいっぱい食べても痩せられる幸せを、存分に味わってくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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