2015年01月12日
知らぬは損!アンチエイジング力抜群「オリーブオイル」の選び方・摂り方
美容健康のための良質オイルはもはや常識! というほど浸透してきましたね。ココナッツオイルや亜麻仁油など近年人気が急上昇したオイルもありますが、忘れてはいけないのが「オリーブオイル」。2011年にヨーロッパで「抗酸化力で身体を守ってくれる」という表示が認められたほどのアンチエイジング食品なのです。
■オリーブオイルがアンチエイジングに効果的な理由
(1)抗酸化力
オリーブオイルに含まれる「ヒドロキシチロソール(オレウロペイン)」と呼ばれるポリフェノールの抗酸化力は、「ビタミンE」に匹敵。オリーブオイルにはビタミンEも含まれていますから、ダブルで効果的! またシミの元になる黒色メラニンの抑制、コラーゲン生成促進の作用もあると言われています。
(2)糖化予防に
食事や甘いものの摂り過ぎで血液中にあふれた糖はエネルギーとして使われず、老け顔の一因「糖化」現象を引き起こしたり、脂肪細胞に取り込まれたりしてプニ肉の原因に。オリーブオイルの主成分「オレイン酸」は腸内で薄い膜のように広がり、糖質の吸収を穏やかにする効果が。
(3)食べ過ぎ予防にも!?
松生クリニック松生院長によると、脳は舌に油を感知すると、快感物質「ドーパミン」などが出ると判明したそう。ということは、少量であってもオリーブオイルをプラスすることで食事の満足感が得られやすくなるのだとか! 食べ過ぎ予防に期待大ですね。
■オリーブオイルの効果的な摂り方 ポイント2つ
(1)ヒリヒリ&グリーンがポイント!? 選び方のポイント
オリーブオイルに含まれるポリフェノールは、エクストラバージン(一番搾り)ほど多く含まれています。さらに「食べた時に喉がヒリヒリする」ような味のものほど、その量は豊富! グリーンの濃い見た目のものにポリフェノールが多いようなので、参考にしてみて。
(2)1日大さじ1~2杯を毎日
オリーブオイルは毎日摂るのが大切。1日大さじ1~2杯を習慣にしましょう。大豆製品との相性が良いので、お味噌汁や納豆にオリーブオイルを入れても美味しいですよ。
オリーブオイルは加熱に強いので毎日のお料理にも使えます。1日大さじ1~2杯を習慣にして、食べてキレイを実践したいですね。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)
【関連記事】
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【参考】
※Kenbiコラム 第23回 – 健康美容情報ナビ
※画期的美白成分「ヒドロキシチロソール」のモニター結果を報告 – ファンケル
※成分情報 オレウロペイン – わかさ生活
※松生恒夫著(2011年)「地中海式和食」のすすめ(講談社+α新書)
※横山淳一著(2014年)炭水化物を食べながらやせられる!地中海式世界最高の健康ダイエット(SB新書)
※ 松生恒夫・鈴木俊久著(2014年)オリーブオイル・ハンドブック(朝日新書)