いいと思ってやっていたスキンケアや洗顔が、実はキメが荒れる原因になっている場合があります。
アラフォー世代は肌がくすみやすく、やり方次第で肌質が悪くなることもあります。
今回は、ヘアメイクのプロとしていろいろな肌質の方にスキンケア法をお伝えしている筆者が、「肌のキメが乱れるNG習慣」を7つご紹介します。
■肌のキメが乱れる7つのNG習慣
(1)クレンジングの時に、ゴシゴシ洗う
メイクをしっかり落とそうとして、力をいれて洗顔していませんか? クレンジングの時にゴシゴシと力を入れて洗うと、肌に負担がかかり、シワの原因にもなりがちです。
しっかりメイクを落とすポイントは「乳化」
肌に負担をかけずにクレンジングでしっかりメイクを落とすポイントは、「乳化」です。乳化をしないまま洗い流すと、化粧がうまく落ちずに、色素沈着やくすみの原因となってしまいます。
クレンジングを洗い流す前に、少量の水、またはぬるま湯をつけてなじませましょう。クレンジングが白くにごった液体に変わったら、洗い流すタイミングです。
(2)洗顔を泡立てない
石けんや洗顔クリームを泡立てないまま使うと、手でゴシゴシ洗顔することになり、肌のキメが荒れてしまいます。
洗顔する時は、ホイップクリームを作るみたいに、よく泡立てるようにしましょう。
手ではなく泡で洗顔するイメージでやると、肌に負担がかかりにくくなります。泡立てネットを使えば、簡単に泡を作ることができるので、ぜひ試してみてください。
(3)メイクを落とす時のクレンジングの量が少ない
クレンジングの量が少ないと、うまく化粧となじまず、しっかり汚れがとれなかったり、滑りが悪くて肌に負担がかかりやすくなります。
まずは、お使いのクレンジングに書いてある使用量を守って使うようにしましょう。
(4)ゴシゴシと顔を拭く
濡れた肌は、敏感な状態になっています。
やわらかいタオルを使っていても、ゴシゴシ強く拭いたりすると、肌を傷つけて、シワや色素沈着の原因となる可能性もあります。
顔を拭く時は、柔らかめのタオルで、肌を押さえるように拭くのがポイントです。
(5)スキンケアは気に入ったものをずっと使っている
季節や生理前後、年齢などにより、肌の状態は変化します。気に入ったスキンケアはずっと使いたくなりますが、どんなにいいスキンケアでも肌がマンネリになってしまいますので、こまめに変えてあげることが大切です。
3か月に1回くらいのペースで、スキンケアを見直してあげましょう。
(6)洗顔後、スキンケアをするのは1分以上経ってから
洗顔したあとの肌は急速に水分が蒸発してしまい、肌の水分量も減ってしまいます。
洗顔した後のスキンケアはスピードが命です。特に、入浴中の洗顔は乾燥が激しくなりやすいので、必ず1分以内にスキンケアができるように、化粧水と美容液だけでも近くに置いておきましょう。
(7)朝、洗顔をしっかりする
朝、洗顔をすると皮脂の汚れがきれいになりそうですが、実は肌に負担がかかりがちです。
朝は、コットンに化粧水をたっぷりつけて、ふきとるくらいでOKです。どうしても洗顔したい方は、石けんは使わずに、人肌くらいのぬるま湯だけで洗うことをおすすめします。
以上、肌のキメが乱れる7つのNG習慣をご紹介しました。毎日のちょっとした注意で肌のキメは整いますので、ぜひ参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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