季節の変わり目を迎えて、ちょっとした不調にお悩みの方が多いようです。「疲れがとれない」「身体が重い」「肌の調子がイマイチ」といった原因のひとつに、老廃物がたまっていることが考えられます。
「プチ断食」で解決してみませんか?
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、気軽にできる「プチ断食」の方法をご紹介します。
■「プチ断食」の効果とは?
日頃、私たちは「空腹でもないのに気分のままに食べ物を口にしたり」「ご飯の時間がきたからと無理に食事をする」といった食習慣を持ちがちです。こうしたことをつづけていれば、内臓は消化のために働き詰めとなります。
すると、内臓の機能が低下して排泄が遅れがちになることがあります。
「プチ断食」は、内臓に休息を与えることでその働きを回復させ、スムーズなデトックスに導きます。さらには、体脂肪の燃焼や代謝アップもうながすといわれています。
■1日1食を抜くだけでもOK
断食というと、「食べられない」ことへのストレスを感じるものですが、1日1食を抜くだけでも十分な効果が期待できます。
不調を感じた時には、気分や予定に合わせて、朝昼晩のうちの1食のみを抜くプチ断食を行なってみましょう。1日だけでも内臓は休まり、身体がラクに感じられることでしょう。
■食事は抜いても、水分はしっかりと
プチ断食を実行するにあたってご注意いただきたいのは、食事は抜いても水分はきちんととることです。
しっかり水分をとるほどに、老廃物も体外に排出されやすくなります。
■プチ断食におすすめのレシピ3選
プチ断食の時に「ミネラルウォーターだけではもの足りない」という方におすすめのレシピをご紹介します。
(1)しょうが紅茶
冷えをやわらげ、代謝アップの効果も期待できます。
材料(2~3杯分)
・紅茶の葉 ティースプーン2杯分
・しょうがのスライス 3枚
・水 500ml
作り方
(1)鍋にしょうがのスライスと水を入れ、沸騰させます。
(2)紅茶の葉を加えてフタをし、3~4分蒸らして完成です。お好みで黒糖やはちみつを加えても◎です。
(2)にんじんとりんごのスムージー
人気の組み合わせのスムージーです。美肌効果のあるにんじんを多めに入れてどうぞ。
材料(2人分)
・にんじん 1/2本
・りんご 1/2個
・豆乳(または牛乳) 200ml
作り方
(1)にんじんとりんごは皮をむかずに、ひと口大に切っておきます。
(2)(1)と豆乳をミキサーでなめらかになるまで攪拌すれば完成です。
(3)チキンスープ
身体が芯から温まり、代謝アップにも役立つスープです。
材料(作りやすい分量)
・鶏がら 1羽分
・ねぎ 1本
・にんにく 1かけ分
・しょうが 1かけ分
・水 7カップ
・塩、こしょう お好みで
作り方
(1)鶏がらは水で洗い、血合いなどを落としておきます。
(2)ねぎはぶつ切りに、にんにく、しょうがはスライスしておきます。
(3)鍋に(1)、(2)、水を入れて強火にかけ、煮立ったらアクをとりながら弱火で30~40分煮ます。
(4)キッチンペーパーを敷いたざるでこし、塩、こしょうで味を調えれば完成です。
飽食の現代、知らず知らずのうちに私たちは食べ過ぎていることがあります。身体の声を聞きながら、上手に食をお休みすることも心がけていたいですね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※しょうが – わかさ生活
※にんじん – わかさ生活