寒い日は、肩をすぼめる姿勢になりがちですよね。さらに、長時間のデスクワークなどにより同じ姿勢がつづくと、肩周辺の巡りが悪くなり、肩コリを誘発します。
また、スマホ、家事、PC作業、育児、介護なども肩が内側に入る動作のため、肩周辺の巡りが悪くなります。
日本ウォーキングセラピスト協会代表理事の筆者が、肩周辺の巡りを良くする「座ってできる肩コリ改善ストレッチ」をご紹介します。
■肩甲骨の巡りを良くするストレッチ
(1)足を腰幅に開いてイスに座り、身体の横で右ひじを曲げます。左手を背中側から右ひじにそえ、かるく胸をはって、肩を開きます。この時、頭をかたむけず、まっすぐにキープしてください。
(2)息を吸って吐きながら身体を左に倒し、同時に頭をかたむけて視線は右上にしましょう。そのまま10秒キープします。この動作を3回行います。
(3)反対側も同様に行いましょう。
腕を背中側から引きよせるだけでも肩のストレッチになりますが、身体を倒すことにより肋骨周辺もストレッチできて、脇から背中の巡りも良くなります。上半身全体の巡りが改善されることにより、顔色も良くなります。
肩周辺の巡りが悪くなっている時のストレッチを行うタイミングは、身体の巡りが良くなるバスタイム後がおすすめです。激しいストレッチではないので、寝る前でも安心して行えます。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子
10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組MC等活動は多岐に及ぶ。)
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