寒い日は、温かい布団からなかなか抜け出しにくいものですよね。しかし、大きな関節や筋肉をほぐして巡りを良くすると、身体が動きやすい状態になり、スムーズに起きることができます。
巡りが良くなると脳にも酸素が運ばれ、すっきり起きることができますよ。
日本ウォーキングセラピスト協会代表理事の筆者が、布団のなかでできる「目覚めのストレッチ」をご紹介します。
■布団の中でできる「目覚めのストレッチ」
(1)仰向けになって片方のひざをおり、30秒キープします。太もも前面と鼠径部が伸びていることを感じてください。反対側も同様に行います。
※ひざに痛みがある方は、行わないでください。
(2)うつ伏せになり、片方のひざを曲げます。曲げた足の股関節が気持ちいい範囲で曲げましょう。
(3)肘とひざを近づけ、30秒キープします。反対側の体側が伸びるのを感じてください。反対側の足も同様に行います。
(4)最後にひざを折り、かかとにお尻をつけて両手を伸ばし、気持ちいいと感じるだけの時間をかけて、身体を伸ばします。ストレッチの時は、呼吸を止めずに行いましょう。
ご紹介したストレッチは、3分ほどで手軽にできるものです。ぜひ、お試しください。
ストレッチのほかにも、起きた時に部屋を温めておくと、ベッドから動きやすくなります。また、あたたかいスープをいただくと、身体の内側から温まります。さまざまな方法で身体を温めて、気持ちのいい一日のスタートを切りましょう。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子)
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