悩みは人それぞれ千差万別で、ひと口にこれをすれば一発解決という薬があるわけではないと思います。
一度暗いトンネルに入ってしまうと「出口はいったいどこなんだろう?」と、その場所が果てしなく遠く感じる時もあります。けれど、出口は必ずあります。
キャリアカウンセラーとして延べ3,000人を支援してきた筆者が、悩みから脱出する3つのステップをお伝えします。
(1)深刻にならずに吐き出す
気の置けない友人を誘って、おいしいご飯を食べながら悩みを聴いてもらいましょう。
ポイントは、深刻になりすぎないことです。「愚痴だから、聞き流してくれていいんだけど」「自分でも笑っちゃうんだけど」などと前置きをすることで相手への配慮ができ、重くなりすぎずに吐き出すことができます。
話しているうちに、自分でも「たいしたことないな」と感じるかもしれません。まずは、新しいものが入ってくるよう、もやもやしたものは吐き出してしまいましょう。
(2)俯瞰で見る
悩みを、ペットボトルのような形に例えてみます。ペットボトルは、横、上、底のどの部分から見るかでそれぞれ形が違いますよね。このように、見る方向や角度を変えれば、解決策が見えてくることがあります。
例えば「その上司の立場に立ってみたら、今の自分に、何とアドバイスをする?」「10年後の自分なら、今の自分になんて声をかける?」と、自分に聞いてみましょう。俯瞰で見ると視点が変わり、気づきを得ることができます。
(3)本屋に行く
本屋をぶらぶらして、気になったタイトルの本や心に引っかかった言葉があるものを手にとってみます。これは、直感で構いません。
悩んでいることは、ずっと脳が解決法を考えつづけてくれているので、ピンときたものはそこに何かヒントがあるはずです。
漫画でも雑誌でもいいのです。実際に足を運び目でキャッチし、手にとるというプロセスと行動が解決に導くきっかけをくれます。
暗いトンネルに入ったということは、その向こうに広がる新しい景色を見るためです。ワクワクしながら進みましょう!
(ミニマムリッチコンサルタント 横田真由子
株式会社ケリングジャパン(旧 GUCCI JAPAN)で販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。独立後「上質なものを少しだけ持つ人生」=「ミニマムリッチ®ライフ」を提唱する。)
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