紫外線が強くなってきた今日この頃。「年齢を重ねるとともに増えてくるシミにげんなり」という方も多いのではないでしょうか。
シミ対策の基本はUVケアですが、身体の内側からもケアをしていきましょう。管理栄養士の筆者が、シミ対策に効果的な栄養素をご紹介します。
■シミ対策に効果的な栄養素
ビタミンC
「ビタミンC」は、美肌に必要不可欠な栄養素のひとつです。シミの元であるメラニンの沈着をおさえ、シミをつくりにくくする働きがあります。
ビタミンCは1日100mgを摂取することが推奨されていますが、これは最低限の量です。美肌効果やアンチエイジング効果を期待する場合は、サプリメントなどで1日1000mgからの摂取を目指しましょう。
ビタミンCを多く含む食品ベスト3(食品100g中)
1位:赤パプリカ 170mg
2位:黄パプリカ 120mg
3位:レモン 100mg
ビタミンCは熱に弱いため、「生」で食べることがおすすめです。
また、ビタミンCは水溶性のため、1度に大量にとると尿で体外に出てしまいます。数回に分けて摂取しましょう。
ビタミンA
ビタミンAは、新陳代謝を促進して肌のターンオーバーを促してくれます。メラニンを排出する働きがあります。
脂溶性の抗酸化物質を体内に効率的にとり込むためには、脂肪が必要です。オリーブオイルやなたね油などの生で食べられるオイルとともに摂取しましょう。
ビタミンAを多く含む食品ベスト3(食品100g中)
1位:鶏レバー 14000μgRAE
2位:豚レバー 13000μgRAE
3位:あんこうのきも 8300μgRAE
ビタミンAは脂溶性で、摂取しすぎると体外に排出されにくい栄養素ですから、食べ過ぎには注意しましょう。
いかがでしたか? 食物や栄養素を味方につけて今年はシミの徹底対策をしましょう。
(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわえりな
「すべての女性は美しい」をモットーに「食べる」ことを通して自分らしく育児も自分磨きも楽しむメソッドを提案。)
【関連記事】
・腸活に役立つ「チョコレート」の選び方&食べ方って?
・納豆にちょい足しで効果倍増!?「納豆に加えたい食材」3選
・甘酒のNG飲み方とは?栄養士が教える「甘酒のとり方」
・納豆も!?腸活に役立つ「味噌汁に入れたい食材」5つ