2019年08月29日
黒ずみザラつきで老け見え?全身ツルツル肌になるボディケア
少しのケア不足が清潔感を損なったり、年齢を感じさせてしまい、だらしないという印象を与えることもありますよね。だからこそボディケアは念入りに行いたいものです。
エステティシャンの筆者が、夏に厚くなった角質によるゴワつきや、日焼けによる乾燥などをツルツル肌に導くケア方法をお伝えしていきます。
■肘・ひざ・ボディの黒ずみ
意外とチェックし忘れてしまうのが、肘やひざの黒ずみ。床掃除をしたり小さなお子さんと接する機会が多かったりすると、肘やひざをつくことが多いと思います。
また、ゴワゴワ感と黒ずみがセットになっていることが多いのも特徴です。対策としては、角質ケアや保湿をしっかりと行いましょう。肘やひざをついたり、摩擦を加える習慣をできるかぎり減らすことも大事です。
下着のラインの黒ずみ対策
ブラジャーやショーツのラインが黒ずんでいる人は、下着の摩擦や締めつけが主な原因なので、生地を化学繊維からコットンに変えたり、締めつけのないものに変えましょう。
基本の角質ケアと保湿は忘れずに
ボディ用の角質ケアアイテムは、スクラブが荒いこともしばしばあります。ですから、角質ケアを行っていて刺激が気になる人は、ターンオーバーを整える顔用のものや酵素タイプのものを使ってもOKです。
また、保湿は化粧水のような水ものでなく、クリームやオイルのものを選ぶと皮膚の柔軟性もあがり、ゴワゴワや黒ずみの予防につながります。
■ボディの乾燥・ざらつき
ざらつきは、角質がたまることや乾燥が原因になっている場合があります。ゴワゴワ感が強いなら、上記と同じように角質ケアと保湿をしっかりと行いましょう。
乾燥していてざらついている、粉を吹くなどの場合は、とにかく保湿を念入りに行ってください。お風呂あがりにタオルで水気を拭きとる前に全身にオイルをつけると、伸びも良く保湿力もアップして、肌の乾燥を和らげてくれます。
滑らかで柔軟な肌は、シワやシミもできにくくトラブル回避にもつながります。乾燥肌の方は、湯船に浸かる前に「アスコルビン酸(ビタミンC)を」入れると、塩素が中和されてお湯が柔らかくなります。
■胸、背中などのボディのニキビ
ボディにできるニキビもとても嫌ですよね。皮脂の分泌が多いためにできている場合は、クレイパックで余分な皮脂をコントロールし、鎮静系の化粧水で保湿をしましょう。
また、Vゾーンやお尻のニキビは、「毛嚢炎」といって、アクネ菌ではない菌やカビが原因である場合もあります。原因と対策が違うとニキビ薬を使用しても、改善しないで繰り返すこともあります。その場合は、皮膚科で相談をしてください。
■二の腕の内側のプツプツ(毛孔性苔癬)
「二の腕の内側に小さなプツプツが、以前からずっとある」という人は、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)かもしれません。これは、遺伝や肌タイプ、薬などのさまざまなことが要因で、毛穴がつまることでできるといわれています。
角質ケアやピーリングなどで肌代謝を上げて保湿をし、皮膚を柔らかくすることで改善するケースもあるようです。自分でできる決定的な対策や治療法はないので、気になる場合は皮膚科で相談をしましょう。
気になる悩みがある場合は、しっかりと対策をして秋に持ち越さないようにしましょう。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美
自身のニキビ・激太りから容姿コンプレックスに陥り根暗な10代を過ごす。綺麗になるためエステの道へ。「綺麗になる」を通し心や人間関係、人生まで前向きに変わって行く経験を人に伝えるため美容家として活動中。)
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