仕事を終えてからの家事は、ほんとうにたいへんですよね。なかでも料理は、メニューを決めて調理、片付けと長時間かかるので、家事のなかでも億劫に感じてしまいますよね。
とはいえ、毎日外食やコンビニのご飯ばかりでは栄養もかたよってしまうので、大人の女性であれば身体や美容のことを考えて料理をする習慣も身につけたいところですよね。
国際薬膳調理師の筆者も実践している、料理が楽しくなるアイディアを5つご紹介します。
■料理が楽しくなるアイディア5つ
(1)お皿にこだわる
いつも使っているお皿は、「まぁ、これでいいか」と適当に買ったものや貰い物を使ってはいませんか? もし、心あたりがあるなら、まずはお皿にこだわりを持ってみましょう。
お皿を変えるだけで、いつもの料理もグッとオシャレになりモチベーションがアップしますよ。
おすすめのお皿は、土ものといわれる陶器の白い丸皿です。縁がウェーブ加工をされていると、さらにオシャレな雰囲気がでます。
和食、洋食どちらでも合いますので、どんなお皿を買うか悩んだ場合にとり入れてみてください。
(2)調味料や出汁にこだわる
お料理を楽しんでいる人に共通しているのが、お気に入りの調味料や出汁などを持っていることです。安価に変える調味料や出汁だからこそこだわりを持って選んで使うと、いつものお料理がおどろくほど美味しくなります。
選ぶ時のポイントは、原材料にカタカナの表記のものが少なく、醤油、塩などの知っているものを使っていることです。カタカナばかりの原材料は、人工的につくられたものが多いです。そして、シンプルな配合のものを選びましょう。
もし、周りに料理好きな友人がいれば、おすすめの調味料を聞いてみると安心して買うことができるかもしれませんね。
(3)好きなラジオや音楽を聴きながら
料理をしている時間は手は動かさなければいけないけれど、意外と頭のなかは空っぽにできる時間でもあります。あえて無音で過ごすのもいいですが、自分の好きな音楽をかけたりラジオを聞きながら作業をすることで気分が変わるのでおすすめです。
その日の気分にあわせてアップテンポの曲をチョイスするもよし、ちょっとゆったりした気分の時はスローテンポの曲で気持ちを落ち着けながら料理をするのもいいですね。
(4)エプロンを数枚持つ
エプロンは汚れを防止するだけではなく、まとうだけで気分が切り替わるアイテムです。「今日はナチュラル系のデニム素材にしよう」「今日は気分を上げていきたいから、色がキレイなものにしよう」など、その日の気分やお洋服とのコーディネートを楽しみながら選んでみてはいかがでしょうか。
できれば色合いやテイストが異なるものを何枚かもっておくといいですね。
(5)キッチンを自分の好みの環境にする
忙しい毎日のなかで時間をやりくりして調理をするために、効率よく動けるキッチン環境が大切です。もし、今の環境に使いにくさを感じている場合は、動線を見直して家具の配置を変えてみたり、整理整頓をして作業がしやすいように模様替えをしてみましょう。
例えば、スッキリした空間が好きな方は、調味料などの表に出ているものを見えないように、引き出しの中やシンクの下にしまいましょう。いちいちしまってあるのを出すのが面倒くさいと感じる方は、フライパンや調理道具をフックにかけて見せる収納にするなど、自分好みの空間に変えてみてください。
毎日料理をする人もいると思いますが、なかなか気分がのらない時もあるはずです。しかし、面倒くさがってばかりいてはなかなか楽しむことはむずかしいです。そんな時だからこそ、憂うつな気分を変える工夫をすることが大切です。
(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口ゆうみ
自ら抱えていた不調を、薬膳に出合い克服したことをきっかけに、同じ悩みを抱く女性の助けになりたいと思い、スクール歴代トップ5に入る成績で資格を取得。体質カウンセリング、レッスン、イベント開催の他、薬膳コラムも執筆中。簡単にできる薬膳の知恵をお届けしています。)
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